2004年の夏休みに西武遊園地の掃除のアルバイトをして買った88,000円の8mmフィルムカメラを引っ張り出してみた。あの夏、夏休みが終わりそうな8月末頃に、自分で初めての映画を撮った
2020年12月31日木曜日
2004年のカメラ
2020年12月27日日曜日
バクラウ
イメフォで、Bacurau=バクラウ見ました
賞をとった取らないは、なんでもいいけど、
僕は、
この全くスタンダードからは程遠い、狂ったブラジル映画を今年最後??か、
見れて、よかった
特に
Lunga役の狂った男「Silvero Pereira」がたまらなく、
ポーランド映画祭で見た、人を殺し歩く若い善悪の倫理観を持たないグループの物語に彼が出ていたのを強く思い出して、
この狂った映画の色付け・世界観がたまらない、と思った
そして、驚いたことに、ここでも、白人至上主義のナチズムが思想的根底にある殺人組織と村を消したいブラジルの腐った政治組織がくっつくと、村ごと消すか、なんてことになりかねないという、ブラジル社会で多分あり得そうな、恐ろしさ、を描いていて、
それも、多分到底日本人的、=鈴木の凡人のような生い立ちでは、想像できない、事柄であり、ゾクゾクしました。ディープな、心臓にくるテクノ音楽もたまらんかった
2020年12月26日土曜日
2020年12月23日水曜日
2020年12月19日土曜日
2020年12月15日火曜日
フィジカル
ワンビンの映画見ていて、やっぱ、何が気になるって、
別にスタビライザーで、撮るとかどうでもいいなってこと
そして、ドローンで撮るってこともあんまり面白くないなってこと
やっぱ、僕が好きなのは、映像はフィジカルで撮るってことだよな、と
そして、被写体といつでもコンタクトできて、話せる状態にいるってこと
それがないと、撮影なんてやる価値がない
だから、やっぱり生にこだわってるんだと思う 自分は
2020年12月13日日曜日
国葬
イメフォでやっていた国葬見ました
国をあげて、逝った人に祈りを捧げる、なんてことはたぶん、この時代のこの国家思想だっから成立していた話なんだと思う
それを白黒フィルムであろうとカラーであろうと何十台ものカメラで捉えた映像をジャンプカットをなるべくしないように丁寧に繋ぐという、この仕事量の多さと、故人=死んだ政治の天才を撮影 し、それを観客が見る、ということにおいて、
確かに壮大な映画であると思った
時間がなくて、粛清裁判 見れるかな〜12月25日まで
劇場で見る映画だと思う こういうのはやっぱ
2020年12月9日水曜日
就寝
2020年12月6日日曜日
入国 ブエノスアイレス
来年、行くはずだった、ブエノスアイレスの大学のプログラム
明日からonline展示です
https://tv.festhome.com/festivaltv/muestra-del-programa-de-cine-de-la-universidad-torcuato-di-tella/0/2373
はずだった、というのは、文化庁で、行くことになっていたけれど、この状況だと外人は入国禁止だし、無理だろうと思っているからです
申し込み期日は、そろそろで、もちろん、受け入れてもらえることになっているわけだけど、
大学の方から、国が外人の入国を禁止しているので、ビザは出せないと言われています
だから、今年は、無理かと思っている
2020年12月4日金曜日
2020年11月15日日曜日
マール・デル・プラタ映画祭のプログラム出ました
すごくかっこいいです
https://www.mardelplatafilmfest.com/35/es/pelicula/cine-cartas-programa-de-cine-utdt-hfbk-hamburg?fbclid=IwAR3pjzM1seXFrpGtF-G_DINQQxUBF0MH5f3u7EudLpRTb-Lweo037VENdng
英語版:
https://www.mardelplatafilmfest.com/35/en/pelicula/cine-cartas-programa-de-cine-utdt-hfbk-hamburg
通しで、見たい
2020年11月13日金曜日
2020年11月12日木曜日
35 th Mar del Plata Film Festival 引き続き
詳細が出ました
このリンクに載っています。
https://www.mardelplatafilmfest.com/35/es/noticia/toda-la-programacion
プログラムは、こうなりました すごいね〜〜、見たいな〜これ
Cine-Cartas. Programa de Cine UTDT - HFBK Hamburg
Watashino-Machi, de Hikaru Suzuki - Japón - 6’
Tres sueños para Hikaru, de Franca Malfatti - Argentina - 10’
Correspondencia de David Nazareno para Annika Gutsche, de David Nazareno - Argentina - 10’
Dear David, de Annika Gutsche - Alemania - 6’
Letters to Kuno: Second Letter, de Nicolás Turjanski - Argentina - 7’
To Nicolás, de Kuno Seltmann - Alemania - 7’
Letter to Eduardo I, de Marlon Weber - Alemania - 10’
Segunda carta, de Eduardo Ecker - Argentina - 10’
2020年11月11日水曜日
35 th Mar del Plata Film Festival 参加へむけて
Mar del Plata Film Festival からオンライン上映のメールがきた??
と思ったら、
チャンネルが来ました。
https://www.youtube.com/mardelplatafilmfestival
みんなマスクしてないな・・・・、
さすがだな・・・
2020年11月6日金曜日
最近ショートスリーパーになりたいな、と思いつつ、久しぶりに書いてます
多分、30代って働き盛りらしいですが、というか、28歳から34歳ぐらいまで、自由な生活を送って来たせいか、今のような全然普通の生活が久しぶりすぎて、意外とできるもんだなと思いつつも、やっぱり全然寝る時間ないじゃんと、これ高校時代のようだ、、とまた思ってます
毎回そればっかりになってますが、笑
作品作りは正直、結構厳しい、というか全然できてない、です、、、今の状況、全然自由ではないし、
平和だったら、50%はそれを考えていたかもしれないけれど、
今の状況だと、ま、売れっ子じゃないし、端っこでやっているので、ま、こんなもんか、
今、は耐えるしかないなと
金貯めるか〜〜〜
と、
あと、自分が割と、仕事を普通にやれるし、この意味は、映像制作以外のこととか、
という人間であり、
やはり、これまでその映像のあるフォームを確立したく、鍛錬をしようとしてきたのだなぁ〜〜と思っていて、それは、生活とかなりくっついたものであった・・・・
ということで、、。
でも、このまま、貧乏生活で、お金もたまらず、野垂れ死にをするしか方法ないと考えたら、
まずは、生き残ることを考え始めた、wwwwww
アートや表現は、自由で、お金には縛られてないし、
それで作ってないけど、それを搾取しようとする人間たちがいる、
自問自答しつつ 自分でやっぱりやるっきゃないと改めて
そして、逆なところでは、せっかくいいポジションについてるくせに、
俺は、先生だから、とやらない奴がいる
そいつらは、先生だからやらなくて良い、と謎のこと言いやがる
アート以外の先生が、論文を書いたり、技術を発展させたりするのが、
彼らの仕事だとわかっているのに、
アート周りの先生は、作品作って誰よりも発表し、作ることが仕事だと思うけれど
それをやらないアホがいて、ってことを思うと、リスペクトとかほぼできないっす
そして、今のような状態・アーティストのお金もらえない状況はもっと過剰だと思う・だからこそ、そうやって問題なく給料をもらっている奴らが、自分の作品や表現を推進しなくてどうする お前
誰よりも先頭に立って、やって欲しい、
それができない、奴は、本当にやめて、
海外の売れっ子アーティストでもなんでも召喚して頂きたい
やっぱり外でやっているインディーのアーティストが一番、リスペクトできますよ
なので、ストリートだとか、なんとか言われて、正直自分では素晴らしい褒め言葉である
来年は、ドイツ文化センターにプレゼンに行ったら、お金の面で、少し助けていただけそうなので、
それを糧に頑張りたい、そうでなくても、
作家陣で、頑張ろう
搾取されたくない と言いたい
明日は、来年参加する予定のongoingとの関わりでの、越後妻有トリエンナーレの参加下見に行きます!!!!!!!
ゆっくりとした自分と作品と向き合う時間を楽しみたいです
それじゃ最後に、薬中で捕まったマッキーの「どんなときも」でバイバイww
2020年10月28日水曜日
2020年10月22日木曜日
2020年10月21日水曜日
すごく懐かしい気持ちになった
2020年10月17日土曜日
コロナ〜〜〜〜〜〜
何もできないので、仕事ばっかりやっています
今は、金を稼ごう
働いていると、自分をわかって欲しいと思っている主張の激しい人もいます
僕は、ほぼ主張してないです、かなり分けて考えているし、
でも、正直、すごく横柄な態度を取られるときは、本当にしんどいです。
自分の活動は誰にもわかってもらえないし、Snsで発言したりしてつながっている誰かには、
ほぼ会っていないので、世界が真っ二つにわれているような、現実世界に僕は生きている
ところで、その真っ二つにわれている、今の現実世界の、裏の現実世界で、
上映があります。
ブエノスアイレスの
マル・デル・プラタ国際映画祭
に、ビデオレターに参加した中で選ばれた人々で参加することになりました。
どんな上映になるのか楽しみです。
スペイン語字幕を作ってくれるそうです。
会期:2020/11/21 ~ 2020/11/29
今年は、online上映のようです
https://www.galacollection.com/?pid=20350432
2020年10月6日火曜日
2020年10月1日木曜日
0 ぜろ
なんだろう ついこないだまで小説を読みたくて 結構たくさん読んでたんだけど、
映画も見ずに
今度は全然小説を読みたくなくなって
今は映画を見ている
映画と小説って似てるな
電車の中で、途中まで読んだところから小説の箇所に戻ると、最初何を読んでいるかわからないけど、突然また、ある出来上がった世界の物語が蘇ってきて、そこに自分の意識が存在し始める
一本のリニアな性質を持ったこの媒体は、不思議だな
でも、映画は、リニアだけど、イメージだから、それをワンカットがリニアを超えて、ワンカットが、あらゆる方向性へと頭の中でどこかに誘う、というか
お金からある意味で解放された
あの稼がなきゃ、という恐怖感から解放された感覚が
ちょっとあるな
別にそんなにお金を稼いでないけど、安定はしているような
2020年9月27日日曜日
迷走・瞑想中 2020
コロナの状況で苦しんでいる方々には、大変申し訳ないけれど、
僕は、これまで散々お金と表現の狭間で苦しんできたし、貧乏だったこともあって、
今、仕事をただ淡々とこなすしかないない状況で、
妙に落ち着いている
表現をやり続ける、そしてそれを全て一般的な生活とは無縁の状態で
これまで度外しでやってきた
しかし、それを今何か思い立ってもできない状況で、社会に逆らえないかもしれない
と思っている
その意味で、今自分はとても平和な生活を送っております
健康な社会だから、これまで活動ができたし、いろいろとやれたこともあったのかもしれない
迷走・瞑想中の
2020年
2020年9月12日土曜日
2020年9月11日金曜日
2020年9月5日土曜日
福島映像祭
自作のポレポレ東中野の劇場での上映が決まりました!絶対来て下さいとは言いづらい状況ではありますが、もしお時間ありましたら、是非お越し下さい!
佐々木さんとは2015年以来の一緒の上映で光栄です!コールヒストリー見たいです。
2020年9月2日水曜日
Netflixに初めて登録してみた
Netflixに初めて登録してみたら、小さい時、こういうブロックバスター作りたかったんだけど、
今や、僕は、ベルリン映画祭のforum部門で上映されるような映画を取りたいし、好きだと思っていることに気づかされる。
forum部門で上映される映画は、forum expandedの映画とも違って実験性のある映画 cinemaなのだ。
Netflixで見れる映画って何か手垢が見えなくて、妙に商業化しちゃっていて面白くない感じがある
2020年8月26日水曜日
昨日!!!zoomをアルゼンチンとハンブルクでしました。映像見せ合いっこ
昨日、ビデオレタープロジェクトも終盤を迎えて、
zoomをアルゼンチンとハンブルクでしました!!!!!!!!!!!!!!
すごいエキサイティングなプロジェクトでした!!!!!!
2020年8月18日火曜日
2020年8月16日日曜日
この状況
コロナのこの状況で、自分の活動は今年はちょっと自粛というか、やらないで、働くことと構想を練ることに専念しようかと思ってます。
少し悶々とするけれど、仕事だけしてると、高校生のあの生活に返ったようで、ある意味懐かしくもあり、少し、安心はしていて、その状況をよしと捉えるのか、サバイバルが足りないと捉えるか、難しいところだけれど、
今年はそうしようかな、と思ってます。
でも、とはいえ、次回の上映プロジェクトにむけて少しづつ動き出しています。
楽しみです、何が上映できるのか、ふふふ!
そして、最近すごく良いsound designerの人を発見し、自分に足りない音楽的な要素を払拭してくれそうで、ワクワク、嬉しく
でも、肝心の燃え上がる撮影・などができないんだよな〜
今は日本語の精度をあげるのと、感受性をあげることをやろうと思います!
2020年8月6日木曜日
2020年7月26日日曜日
配給・おやすみ?
今日から、Orient Indie Filmsという台湾の配給会社のサイトから自作「安楽島」が、オンデマンド視聴できるようになりました。
私のは、エクスペリメンタルで、ちょっと斜めな感じですが、それも楽しいと思います。
宜しくお願いします。
2020年7月19日日曜日
映画「凱里ブルース」
イメージフォーラムで、あっという間の110分でした。
久しぶりに映画見たな〜と。
前半の雰囲気が悪くて、それが嫌な予感というか、間違ったか、と思ったのですが、
40分ワンカットの後半が、主人公が夢を見ていたのか、と自答していたように、
自主映画的なドキュメンタリー?なのか、何なのか、が入っていて、この部分が緊張感と
ある意味で、僕は笑ってしまったし、そして感動する部分でもありました。
映画って、本当に何が起こるかわからないですね、だから、映画なんだし、
この40分ワンカットで、実は、この映画のフォームがぶっ壊れるんではないだろうか?
と思ってしまうぐらい、の挑戦だったと思います、
そのある緊張感が すごく 素敵 な映画でした
なんというか、あの40分ワンカットが忘れられないし、高揚感と良い映画だった・・・・
2020年7月17日金曜日
ペドロコスタ
それは、このペドロコスタの映画の方にだ
「ヴァンダの部屋」を映画クラスのオンライン授業で見直したことがきっかけで、
こんな中毒の人を被写体をテーマに映画を撮るなんて、本当に不健康だと言う人がいるだろうが、
逆に、個人映像をやっている人からするとスタンダードすぎるかもしれない
何にしても、私の中で、もう一度彼の映画を見る機会にさしかかった、というのに、
間違いはないようだ
2020年7月13日月曜日
展示は終わったが、作品制作は終わっていない
月曜からの仕事はしんどいな〜
何か、週4日の仕事とかってないものか・・・
2020年7月9日木曜日
明後日7月11日(土)19時〜
何だろう、何故か、その映像周りの、自分にとっての重要なポイントで彼には会っているような気がするし、そして、何より、映像に対する姿勢みたいなものが、僕から見て、奥間氏は本当に真っ直ぐで、それがすごく羨ましく思っているところでもある、というのが正直なところです。
僕は、へそ曲がりな人間で、だから、これまでこういう表現をしてきたと思っています。でも、その意味では彼の作品や映像への向かい方は、もうちょっと真っ直ぐなところがあるような気がするんだけど・・・。と、そういうことを言うと、怒られるかもしれないけれど、それ以外にも、奥間氏がこれまで発表した短編映画は、実際、実務的なところでアート系のプロジェクトが関わっていて、出来上がっている。
以下から、配信される予定です。
https://www.youtube.com/channel/UC0j0haeaBVhEJxybms3YUrw…
1984年生まれ。沖縄県出身。琉球大学修士課程修了後に東京のテレビ・映画製作会社に参加するため上京。 沖縄を舞台に制作した中編映画『ギフト』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2011、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭(スイス)など国内外で上映。インドで制作した『ラダック それぞれの物語』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2015で奨励賞。 2015年に演出した、原爆映画に関するドキュメンタリー『いま甦る幻の映画「ひろしま」~受け継がれていく映画人の想い~』はATP最優秀新人賞を受賞した。長編第一作となるドキュメンタリー『骨を掘る男』(仮)を制作中。
1984年福島県生まれ。ベルリン芸術大学映像コース卒業。
近年の映像上映&展覧会に、「Experimental film culture vol.2」(2020)(ポレポレ坐)、「Experimental film culture vol.1」(2019)(art center ongoing)、ドキュメンタリードリームショー̶山形国際ドキュメンタリー映画祭 in Tokyo 2018 (K’s シネマ)、New film Japan (イメージフォーラムフェスティバル2017)、第7回恵比寿映像祭(2015)「惑星で会いましょう」(東京都写真美術館)、HIKARU SUZUKI SPECIAL (日本コネクション 2015) 他、国内外でアート・ドキュメンタリー・フィクション・プライベート・日常などをキーワードに作品制作・発表を行っている。
現在横浜在住。http://hikarusuzukifilm.work/
2020年7月7日火曜日
展示
2020年6月19日金曜日
個展やります!
久しぶりに魂が抜け殻じゃなくて、戻ってきた感じで、個展をやります。
これまで日本にいて、どこか足元がフワフワしていて、漂っているというか、そういう感覚がずっとあって、それが少しづつ少しづつ戻ってきたような気がする
それは、やはり自分の年齢における社会の役割に対して自分の中にブランクがあるせいか受け入れられない、という時間なんだと、自分で自分のうちなる声を聞いて、勉強しております。
さて、何だかいろいろ一人になって、そして自分が頼っていたものが全てなくなって、親も友達も、割と何だかすごくリセットされている現実があって、それで、最近環境が変わって、前みたいな感じではなく、周りの環境もアートとか映像系の人ではなく、割とまともな社会に入ってきて、自分が今までどこにいたのか、何が何だか、haha笑、全然違うことになっていて、、普通に生きるっていいな、なんてことを少し思ったりしているという、
そんなことの隣に、このアートとかっていうわけのわからない、お金とは無縁の世界があって、それが一体なんなのか、今自分に問いをぶつけている日々で、
そういう状況のこの個展をさせてくれるこのオンゴーイングの立ち位置は、すごく自分にとっては、実は救いなんじゃないかと思っております。
この場所に日々行けるかぎり、行こうと思っています。
こういう時間って実は本当に重要な時間なのではないか、なんてことを今思っております。
2020年6月14日日曜日
2020年6月5日金曜日
グッバイ、レーニン!
やはりこれほど壮大な思想を含んだ対立と情熱と愛情の映画はない
そして、これを見ていると、ベルリンでの僕の生活が全く青春の一部であったことに気付かされる また青春がやってくるか!?
と、作品はそのものを作った本人の人生を全く変えてしまう。それは、大きくても小さくても、他の人に言葉をもらったらもらっただけ、その人の人生を大きく変えてしまうのだと思う
このヴォルフガング・ベッカー監督の人生もまた、この映画によって、絶対に大きな大きな大変革があったはずだ
そして、自分のような個人映像とかドキュメンタリーとかアートをやっている人間も、作品を作るようになって、自分の人生が全く別な方向へと動き出してしまったのではないか、と思う。でも、どうしようもなく、やりたかったこと、どうしてもこれがやりたかった、ということを、生きているうちに一回ぐらいやってみたって良いじゃないか、とこの映画は思わせてくれる。という意味で、この映画
2020年6月2日火曜日
A Family Submerged - exhilarating work
2020年5月31日日曜日
2020年5月30日土曜日
2020年5月26日火曜日
2020年5月25日月曜日
2020年5月24日日曜日
Tom at the farm
2020年5月23日土曜日
立ち去った女
2020年5月19日火曜日
2020年5月11日月曜日
2020年5月5日火曜日
2020年5月1日金曜日
2020年4月25日土曜日
ハンブルク芸術大学のドキュメンタリーコースnele wohlatz
以前(2017?)、あそこのコースを受講しようと教授・ドキュメンタリー映画監督のPepe danquart のところに行った。
彼は、ドキュメンタリー映画「Workingman's Death」などを製作した人だ。
訪れたのは、3年前ぐらいだったと思うけれど、あれから、数ヶ月に一回ぐらいのペースで何かしらの情報がそのドキュメンタリーコースから届く。それで、このFilmmaker "nele wohlatz" の授業を遠隔でやるので、興味があれば、ということで参加することにした。
参加したい、とメールしても、全く返信はない。笑 が、情報は送ってくれる。笑
お互いに誰やねん!と思っているはず。そこに助手にメールしているのだが。
毎週火曜日ドイツ時間10時〜(日本時間17時〜)の授業だ。
彼女 "nele wohlatz" は、アルゼンチンに移住してから、映画製作を始めた若手の鬼才。ドキュメンタリーとフィクションの間をもろに行く作品を製作。
その彼女の作品、
フィクション映画「EL FUTURO PERFECTO」
ドキュメンタリー映画「RICARDO BÄR」
の二作を見た。
アルゼンチンに移住した作家が映画を撮るってことが気になっていたわけで、
その感想としては、スペイン語圏で撮影された映画だけど、思ったよりも静かな映画だと思ったこと(なんかイメージで語ってますが、ラテンアメリカの映画ってもっとガシガシなんか、人を殺して!踊って!とかジュリアンシュナーベル的な!?)、そして、彼女がスペイン語という外国語とどう向き合ったのかを知りたかったわけだけど、別にそれが前面に出ているというわけではなく、ネイティブの人が作ったかのような自然な作りになっていて、やはり脚本を書ける人なんだ、と思った。でも、そのオーガナイズがスーパー大変そうだ。
ドキュメンタリー「RICARDO BÄR」
の方は、演劇をやっているアルゼンチン人と共同監督をしているようだが、それもあってか、演劇のシーンが頻繁に出てくる。設定は、映画を撮るために、奨学金をもらった男、「RICARDO BÄR」が主人公。彼は、映画も作らずに、様々な仕事に従事したり、彼とその家族の関係がじっくりと、描かれていく。途中、「映画を作る必要がある彼は・・・・をして、・・・をして、」という感じでナレーションが入ることで彼が映画を作ろうとしている人なんだとわかった。そうでなければ、彼が映画を作ろうとしている人間なのかはわからなかった。彼は、演劇にも参加するのだが、ナレーションでは、「演劇に参加する彼の演技は・・・」、という感じで、映画の「演技」について触れる箇所が出てくる。監督のneleは、あるインタビューでフィクションとドキュメンタリーというのに興味があって、それをやっているという話があったのだが、そのことがこのドキュメンタリーの中でも触れられていて、どう演出されているのか、見える部分でもある。
他に、僕が好きだと思ったのは、この映画の編集のテンポだ。それはとてもゆっくりだけれど、一人の人間がワンカットで何個もの要素を演技?し、行動し、果たしていくことで見ている人が予測できない、、、、
生きている人間→彼がどう物事に反応するか?は他人にはわからない→それは彼のキャラクター、、、、
行動が描かれていく。正に ”描かれて” いく、と言ってよいと思う。それは、本当に筆で絵を描くように、文章で行動を一行一行書いていくように、流れるような鮮やかな人間像がカットの中でそこにちゃんと存在しているからだ。
「EL FUTURO PERFECTO」
の方は、中国人のスペイン語が話せない女の子が主人公になっている。Neleは授業の中で、ブレッソン的、と話をしていた部分を思い出しているが、できるだけ演技をさせない、自然体?というか、それでも画面の中で生きている彼女がちゃんと描かれていく。これは、ローバジェットのフィクションなのにも関わらず、ちゃんと警察の車が出てきて、人が捕まったり、人が死んだり、この中国人の女の子の想像したこと、彼氏のインド人とインドへ旅行へ行くことが、映画の中で実現されていて、それが、ローバジェットフィルムなのに、ファテーアキンの「女は二度決断する」みたいに、割と大掛かりな現代映画に見えたりする。
「この主人公と、どこで会ったのか?」というneleの自分で質問した事項に答えていたけれど、これは、自分がアルゼンチンでドイツ語の先生をやっていたときに出会った女性だそうだ。彼女は、ドラゴンボールのプーアルみたいな顔をしている。
表情はあまりなく、嬉しそうにしない顔だ。でも、不安の顔をするのはうまい。それがこの映画にすごく合っている。ドイツ人が作る映画って(そんなこと到底言えない!?いやそうでもないか)なんか、こう、素朴で、でも感情の起伏が表情ではあまり見えなくて、これって毎回一体何なんだろうと、思う。
面白かったのは、別に人種の話ではないが、アルゼンチンに住む中国人の女の子(両親も住んでいて、スーパーとクリーニング屋を経営している)が、スーパーで働いていて、そこにたまたま来たインド人のお客(あとでプログラマーと知らされる)、に声をかけられ、恋をするという設定だった。他にもこの設定がすごい変、というか面白い、というかこれがある現実?でもある?。そのことを中心にして、中国人達のみが学校でスペイン語を学ぶというシーン(普通スペイン語の教室は多国籍であってもよいと思うが、アルゼンチンには中国人のためのスペイン語を学ぶ教室がたくさんある?とneleは言っていたと思った)と、彼女の家族との関係性、が丁寧に描かれていく。
インド人の彼氏、その家族はインドに住んでいる。20代中ば。彼は、主人公に何回も合わないうちに、「結婚してインドへ帰りたい」と誘う。まだ20歳ぐらいの彼女は、「それがまだ早いし、あなたの家族はインドに居て、私の家族はアルゼンチン」と求婚を断ったが、家を出て、彼の家で暮らし始める。だが、そのことで家族と関係が悪くなる。この始めの作りをちゃんとやらないと物語がちゃんと進んでいかないので、ちゃんと作っている。そこからキーワードになる、様々なカットがあって、やはり映画には、一つも不要なシーンが存在しないんだな・・・・。
久しぶりにすごい面白い映画を見た。やはり、この映画の魅力は、
「変わった物語の内容」と
「ブレッソンみたいな演出」
にある。
2020年4月17日金曜日
2020年4月13日月曜日
2020年4月1日水曜日
コロナ&スペイン語
かなりやばいです。
ということで、家にいるようにしていて、何をやろうか〜というので、
スペイン語の勉強をしよう!
となっています。
soy Hikaru, Hola, encantado.
ドイツ語より楽な気がする確かに 響も軽い
Deutsch ist so schwer wenn ich ausspreche
mache gerne Spanisch Lernen etc.
英語はどこへ、、日本にいて使う機会があまりないね、
そういう職業でもないし
みなさんの無事を祈って
5月に久しぶりの個展があるのだが・・・?どうなるのだろう・・・
2020年3月22日日曜日
Experimental film culture vol.2が終了しました
本当に濃い二日間で、最高でした。
たった二日間で、延べ200名のお客様に来て頂きました!なんと!
2020年3月1日日曜日
Experimental film culture vol.2 in Japan
~ポレポレオルタナティブ イベント
を開催します。
https://pole2za.com/event/2020-3-20-21.html
2020年1月2日木曜日
ダルデンヌ兄弟の「午後8時の訪問者」
ダルデンヌ兄弟の映画、1996年の「イゴールの約束」以降、彼らのすべての映画を見ている
一貫して貫かれているこの”慈悲”というか、人間愛と人間の良心という深いテーマが今回もそこにあった
個人的には「ある子供」を見た時の、自分の中での衝撃は忘れられないし、あれが自分の中では傑作であったように思うが、
それ以降も、本当に私が好きなタッチで描かれていく
何が好きかって、社会の低階層の人々を丁寧に描いていくからだと思う
ダルデンヌ兄弟は、本当にちゃんとその人々を観察しているし、気持ちがわかるのではないだろうか
弱い人間たちの気持ち、
そんなことを考えていたら、
自分の映像制作も、そもそもの原点に立ち戻っていくような気がしていた
本物を真実を描きたい、作りたい、見せたい、ということ
そんなものを見てみたい
皮をはいだ人間、自分、他人、
もっと泥にまみれて生きていきたい、と今年はそう願って、
頑張りたい
謹賀新年2020
明けましておめでとうございます。