2020年12月31日木曜日

2004年のカメラ

 2004年の夏休みに西武遊園地の掃除のアルバイトをして買った88,000円の8mmフィルムカメラを引っ張り出してみた。あの夏、夏休みが終わりそうな8月末頃に、自分で初めての映画を撮った 

あの時どっかから知り合い経由で来てもらった慶應の演劇研究会の二人の男女と他数人の映像学科の友達に出演と撮影の手伝いをしてもらった その時の自分が来ていた「つなぎ」がダサすぎて、撮影していると農業カメラマンと皆んなにバカにされていた そして多分まだ上京したてだったこともあって激しい訛りがあったんだと思う 未開封のフィルムが二本入っていた でも、結果、これを二本撮ったら、このカメラを二度と使用できない、ということに気づいた 今は、コダック Kodak カラーネガ しか売っていないからだ 多分そうなのではないか と・・・・

そして、何を撮ろうかと思い始めて、
たった3分半×2本=7分しか撮影できない

何が、できるのか、
雪の中、自転車を走らせていて、
立ち止まって撮影しようとしたら、蓋が開いて、フィルムが出て来てしまった
入れ直したが、多分、現像したら途中真っ白になっている可能性がある


2020年12月27日日曜日

バクラウ

イメフォで、Bacurau=バクラウ見ました

賞をとった取らないは、なんでもいいけど、

僕は、

この全くスタンダードからは程遠い、狂ったブラジル映画を今年最後??か、

見れて、よかった


特に

Lunga役の狂った男「Silvero Pereira」がたまらなく、

ポーランド映画祭で見た、人を殺し歩く若い善悪の倫理観を持たないグループの物語に彼が出ていたのを強く思い出して、

この狂った映画の色付け・世界観がたまらない、と思った

そして、驚いたことに、ここでも、白人至上主義のナチズムが思想的根底にある殺人組織と村を消したいブラジルの腐った政治組織がくっつくと、村ごと消すか、なんてことになりかねないという、ブラジル社会で多分あり得そうな、恐ろしさ、を描いていて、

それも、多分到底日本人的、=鈴木の凡人のような生い立ちでは、想像できない、事柄であり、ゾクゾクしました。ディープな、心臓にくるテクノ音楽もたまらんかった 



そして、昨日、大木さんの「木(ム)」を見ました
これは、本当にヤバかったです。
もしかしたら、大木さんの作品の中でも、あれだけ、劇や小説的な語りが入るという意味で、
すごくねちっこく、そして頭の裏側を刺激する・生と死と走馬灯と漢字・感じ 
からして、ある意味僕にとってはすごくすごく生で、衝撃的でありました。

今年、もしかしたら、見た中で、一番、自分に個人的に・私的に来る映画・映像の波であった可能性があり、これは、
ひきづりそうです。

ありがたや、
来年どうなるのか、
何を撮るのか、何が撮れるのか

見ていきましょう


2020年12月26日土曜日

 https://www.utdt.edu/ver_contenido.php?id_contenido=20739&id_item_menu=18581

 https://www.mardelplatafilmfest.com/35/es/pelicula/cine-cartas-programa-de-cine-utdt-hfbk-hamburg

2020年12月23日水曜日

 https://vimeo.com/ondemand/ficcionprivada

2020年12月19日土曜日

絶対見て

このサイトマジでやばい、

全部見れるか!?


 https://mediacityfilmfestival.com/thousandsuns-cinema/

2020年12月15日火曜日

フィジカル

 ワンビンの映画見ていて、やっぱ、何が気になるって、

別にスタビライザーで、撮るとかどうでもいいなってこと

そして、ドローンで撮るってこともあんまり面白くないなってこと


やっぱ、僕が好きなのは、映像はフィジカルで撮るってことだよな、と

そして、被写体といつでもコンタクトできて、話せる状態にいるってこと


それがないと、撮影なんてやる価値がない

だから、やっぱり生にこだわってるんだと思う 自分は

2020年12月13日日曜日

あとで見たい


 

国葬

イメフォでやっていた国葬見ました

国をあげて、逝った人に祈りを捧げる、なんてことはたぶん、この時代のこの国家思想だっから成立していた話なんだと思う

それを白黒フィルムであろうとカラーであろうと何十台ものカメラで捉えた映像をジャンプカットをなるべくしないように丁寧に繋ぐという、この仕事量の多さと、故人=死んだ政治の天才を撮影 し、それを観客が見る、ということにおいて、

確かに壮大な映画であると思った

時間がなくて、粛清裁判 見れるかな〜12月25日まで

劇場で見る映画だと思う こういうのはやっぱ



2020年12月9日水曜日

就寝

いろいろと混乱する日々が続いているが、

安らかな気持ちでいるのはどうしたら良いのか、迷っている

好きな人々、落ち着く作品を作りたいなぁ、
なんてことを思って、

最近全然作品見れてないな、と思いを馳せて
就寝

2020年12月6日日曜日

入国 ブエノスアイレス

 来年、行くはずだった、ブエノスアイレスの大学のプログラム

明日からonline展示です

https://tv.festhome.com/festivaltv/muestra-del-programa-de-cine-de-la-universidad-torcuato-di-tella/0/2373



はずだった、というのは、文化庁で、行くことになっていたけれど、この状況だと外人は入国禁止だし、無理だろうと思っているからです

申し込み期日は、そろそろで、もちろん、受け入れてもらえることになっているわけだけど、

大学の方から、国が外人の入国を禁止しているので、ビザは出せないと言われています

だから、今年は、無理かと思っている


2020年12月4日金曜日

久々

 久々映画見た

これ、めっちゃ素敵で、可愛く、愛らしい、冒険の物語でした

是非!

本編:https://vimeo.com/ondemand/winternomads


トレイラー:





2020年11月15日日曜日

 マール・デル・プラタ映画祭のプログラム出ました

すごくかっこいいです

https://www.mardelplatafilmfest.com/35/es/pelicula/cine-cartas-programa-de-cine-utdt-hfbk-hamburg?fbclid=IwAR3pjzM1seXFrpGtF-G_DINQQxUBF0MH5f3u7EudLpRTb-Lweo037VENdng

英語版:

https://www.mardelplatafilmfest.com/35/en/pelicula/cine-cartas-programa-de-cine-utdt-hfbk-hamburg


通しで、見たい

2020年11月13日金曜日

日本の劇映画の一枚写真見ると、本当に見る気なくなる

うえっ、てなるというか、


生な映像の方が、素でいいっすよ やっぱ


だから、広告系のプロダクション受けても受からないし、

面接行っても、なんか向こうもこちらも違うってなってたんだな


でも、目に入るからな〜彼らの広告戦略のせいで、

2020年11月12日木曜日

35 th Mar del Plata Film Festival 引き続き

 詳細が出ました

このリンクに載っています。

https://www.mardelplatafilmfest.com/35/es/noticia/toda-la-programacion


プログラムは、こうなりました すごいね〜〜、見たいな〜これ

Cine-Cartas. Programa de Cine UTDT - HFBK  Hamburg
Watashino-Machi, de Hikaru Suzuki - Japón - 6’
Tres sueños para Hikaru, de Franca Malfatti - Argentina - 10’
Correspondencia de David Nazareno para Annika Gutsche, de David Nazareno - Argentina - 10’
Dear David, de Annika Gutsche - Alemania - 6’
Letters to Kuno: Second Letter, de Nicolás Turjanski - Argentina - 7’
To Nicolás, de Kuno Seltmann - Alemania - 7’
Letter to Eduardo I, de Marlon Weber - Alemania - 10’
Segunda carta, de Eduardo Ecker - Argentina - 10’


自作のタイトル「私の街」=「Watashino-Machi」です。敢えて、日本語をそのままにしてみました。
他には日本から、園子温のエッシャー通りの赤いポスト=
「Red Post on Escher Street / Escher dori no Akai Posuto, de Sion Sono - Japón - 2020 - 147’」
とドラえもんのYukiyo teramotoさんの「レベッカ」ですwwwww
「The Chronicles of Rebecca, de Yukiyo Teramoto - Japón - 2020 - 25’」
wwww 笑

2020年11月11日水曜日

35 th Mar del Plata Film Festival 参加へむけて

Mar del Plata Film Festival からオンライン上映のメールがきた??

と思ったら、

チャンネルが来ました。

https://www.youtube.com/mardelplatafilmfestival


みんなマスクしてないな・・・・、

さすがだな・・・

2020年11月6日金曜日

 最近ショートスリーパーになりたいな、と思いつつ、久しぶりに書いてます

多分、30代って働き盛りらしいですが、というか、28歳から34歳ぐらいまで、自由な生活を送って来たせいか、今のような全然普通の生活が久しぶりすぎて、意外とできるもんだなと思いつつも、やっぱり全然寝る時間ないじゃんと、これ高校時代のようだ、、とまた思ってます

毎回そればっかりになってますが、笑


作品作りは正直、結構厳しい、というか全然できてない、です、、、今の状況、全然自由ではないし、

平和だったら、50%はそれを考えていたかもしれないけれど、

今の状況だと、ま、売れっ子じゃないし、端っこでやっているので、ま、こんなもんか、

今、は耐えるしかないなと

金貯めるか〜〜〜

と、

あと、自分が割と、仕事を普通にやれるし、この意味は、映像制作以外のこととか、

という人間であり、

やはり、これまでその映像のあるフォームを確立したく、鍛錬をしようとしてきたのだなぁ〜〜と思っていて、それは、生活とかなりくっついたものであった・・・・

ということで、、。

でも、このまま、貧乏生活で、お金もたまらず、野垂れ死にをするしか方法ないと考えたら、

まずは、生き残ることを考え始めた、wwwwww



アートや表現は、自由で、お金には縛られてないし、

それで作ってないけど、それを搾取しようとする人間たちがいる、

 自問自答しつつ 自分でやっぱりやるっきゃないと改めて


そして、逆なところでは、せっかくいいポジションについてるくせに、

俺は、先生だから、とやらない奴がいる


そいつらは、先生だからやらなくて良い、と謎のこと言いやがる


アート以外の先生が、論文を書いたり、技術を発展させたりするのが、

彼らの仕事だとわかっているのに、


アート周りの先生は、作品作って誰よりも発表し、作ることが仕事だと思うけれど

それをやらないアホがいて、ってことを思うと、リスペクトとかほぼできないっす


そして、今のような状態・アーティストのお金もらえない状況はもっと過剰だと思う・だからこそ、そうやって問題なく給料をもらっている奴らが、自分の作品や表現を推進しなくてどうする お前


誰よりも先頭に立って、やって欲しい、

それができない、奴は、本当にやめて、

海外の売れっ子アーティストでもなんでも召喚して頂きたい


やっぱり外でやっているインディーのアーティストが一番、リスペクトできますよ


なので、ストリートだとか、なんとか言われて、正直自分では素晴らしい褒め言葉である


来年は、ドイツ文化センターにプレゼンに行ったら、お金の面で、少し助けていただけそうなので、

それを糧に頑張りたい、そうでなくても、

作家陣で、頑張ろう

搾取されたくない と言いたい


明日は、来年参加する予定のongoingとの関わりでの、越後妻有トリエンナーレの参加下見に行きます!!!!!!!

ゆっくりとした自分と作品と向き合う時間を楽しみたいです

それじゃ最後に、薬中で捕まったマッキーの「どんなときも」でバイバイww








2020年10月28日水曜日

 わけのわからないことを書いていますが、

何か大事にしているものを共有したり、お金とは関係なく、

というのは、嬉しいものですね


そして、泣けます

いろいろドライになる日々ですが、頑張っていろいろ忘れないで生きたいです

2020年10月21日水曜日

すごく懐かしい気持ちになった

「天使のくれた時間」という映画を見た

なんか無茶苦茶懐かしく、こういう本当の幸せとは?
と問いかける映画を見たし、無茶苦茶懐かしい気持ちになった

忘れていた感覚だった

僕はこの感覚が好きです
好きとは何か、 そういうことを少し忘れていたのだろうか

それを追い求めて来たはずなのに
このtrailerあんまりだけど、それもいいような気がする
なんかクリスマス思い出してきた

そして、どうしようもない、行き場のない高校時代を思い出してきた



2020年10月17日土曜日

コロナ〜〜〜〜〜〜

何もできないので、仕事ばっかりやっています

今は、金を稼ごう

働いていると、自分をわかって欲しいと思っている主張の激しい人もいます

僕は、ほぼ主張してないです、かなり分けて考えているし、

でも、正直、すごく横柄な態度を取られるときは、本当にしんどいです。

自分の活動は誰にもわかってもらえないし、Snsで発言したりしてつながっている誰かには、

ほぼ会っていないので、世界が真っ二つにわれているような、現実世界に僕は生きている


ところで、その真っ二つにわれている、今の現実世界の、裏の現実世界で、

上映があります。


ブエノスアイレスの

マル・デル・プラタ国際映画祭

に、ビデオレターに参加した中で選ばれた人々で参加することになりました。

どんな上映になるのか楽しみです。

スペイン語字幕を作ってくれるそうです。

会期:2020/11/21 ~ 2020/11/29

今年は、online上映のようです

https://www.galacollection.com/?pid=20350432




そして、もう一つは、
Paris internationaleというパリで行われるアート展示に10月20日〜29日まで参加
することになっています。
が、これも自分が不在なので、寂しいし、ほぼ参加している感覚を味わえないです

そういえば、展示や上映に参加していても、僕は何年も前からフィジカルな体験が減っている

だから、上映イベントをやりたいと思うようになったのです。


その意味で、今の状況はそれもできないし、しんどいです。


しんどいのは、今みんな一緒かな、

みんなしんどいから、頑張りましょう、という以外ありません。
なので、仕事を探している人や逆に仕事をしないで喜んでいるアーティストもいるかもしれないけれど、

何が良いのか、わからない世の中になっていますね

こんなことも考えていた、

理系が食える世の中にどんどんなっている?

文系は、言語系を司る人々だとすると、国際的に関わることができない今、
仕事がない?そして、将来的にも、厳しいと思う人が増える?
そうすると、少しづつ衰退していく???

新しい進化の形になっていくこともありうるのでしょうか。
でも、文章を理解するのが早ければ、理系的な解読にも通じて来るわけで、
相互のものだと思うけど、

ただ、文学的な国語能力と、分析的・理性的な国語能力って、やっぱり違うように思う

僕、ドイツ語で、文学読んでもさっぱりわからなかったけど、ニュースとか読むと超わかりやすかった

日本語だと、文学の方もかなり面白く読める、語彙力や訓練もあるけど、
文学ってやっぱ、柔らかいような気がするんですよね

僕は、高校は実は理系だったので、不思議なことに今なっているのですが
ま、でも映像って、一体なんなのだろうと、そこらへんの視点から考えるのです

カメラマンは、工学系の人が多いような気がする 機械いじりが好きな人
ディレクターは、文章を読める人じゃないとダメ だし、全体を見て、
気を使える人 でしょうか もちろんビジョンがある人

編集は、忍耐強くて、ゲーム感覚でプログラムを扱える人かな〜〜

などなど、前から思っていたこと

はい、コロナにもどすと、またいつか、もうちょっとどうにかなるように
そんな世界がくることを本当に祈ります






2020年10月6日火曜日

今年はこのままを続ける 来年は好きなことをやる

 きついね、

なんの作るとかない生活は、

やらないとな


今年は粛々と ロボット

2020年10月1日木曜日

0 ぜろ

 なんだろう ついこないだまで小説を読みたくて 結構たくさん読んでたんだけど、

映画も見ずに

今度は全然小説を読みたくなくなって

今は映画を見ている


映画と小説って似てるな


電車の中で、途中まで読んだところから小説の箇所に戻ると、最初何を読んでいるかわからないけど、突然また、ある出来上がった世界の物語が蘇ってきて、そこに自分の意識が存在し始める

一本のリニアな性質を持ったこの媒体は、不思議だな

でも、映画は、リニアだけど、イメージだから、それをワンカットがリニアを超えて、ワンカットが、あらゆる方向性へと頭の中でどこかに誘う、というか


お金からある意味で解放された


あの稼がなきゃ、という恐怖感から解放された感覚が

ちょっとあるな


別にそんなにお金を稼いでないけど、安定はしているような







2020年9月27日日曜日

迷走・瞑想中 2020

コロナの状況で苦しんでいる方々には、大変申し訳ないけれど、

僕は、これまで散々お金と表現の狭間で苦しんできたし、貧乏だったこともあって、

今、仕事をただ淡々とこなすしかないない状況で、

妙に落ち着いている


表現をやり続ける、そしてそれを全て一般的な生活とは無縁の状態で

これまで度外しでやってきた

しかし、それを今何か思い立ってもできない状況で、社会に逆らえないかもしれない

と思っている


その意味で、今自分はとても平和な生活を送っております


健康な社会だから、これまで活動ができたし、いろいろとやれたこともあったのかもしれない

迷走・瞑想中の

2020年



2020年9月12日土曜日

Genus Pan Lav Diaz

めっちゃ良さそうだ

 https://www.critic.de/film/genus-pan-14472/trailer/

2020年9月11日金曜日

experimental film culture vol.3 準備

 次回のexperimental film culture vol.3 の準備をしています!




2020年9月5日土曜日

福島映像祭

自作のポレポレ東中野の劇場での上映が決まりました!絶対来て下さいとは言いづらい状況ではありますが、もしお時間ありましたら、是非お越し下さい!

佐々木さんとは2015年以来の一緒の上映で光栄です!コールヒストリー見たいです。

福島映像祭というのが9月19日(土)〜9月25日(金)まであります。
自作「ビデオレタープロジェクト〜フクシマ・ブエノスアイレス〜」が上映されます。(ちなみに再編集バージョンです!初めにongoingで発表したものとは結構違う見え方になっていると思います!!)
9月21日(月・祝)15時〜 舞台挨拶します
9月23日(水)  15時〜
自作(Directed by Hikaru Suzuki and Franca Malfatti)は短編プログラムの一作品で、以下二作品と一緒に上映します。
・「飯館村に帰る」(2019年/55分/福原悠介監督作品)
・「Afterimage」(2019年/30分/大浦美蘭監督)
自作は、この中にあるとちょっとアートっぽい感じはありますが、そういう作品もここにあっても良いのではないかと思っております。宜しくお願いします!
当日一般1500円
三回券3600円











2020年9月2日水曜日

Netflixに初めて登録してみた

 Netflixに初めて登録してみたら、小さい時、こういうブロックバスター作りたかったんだけど、

今や、僕は、ベルリン映画祭のforum部門で上映されるような映画を取りたいし、好きだと思っていることに気づかされる。


forum部門で上映される映画は、forum expandedの映画とも違って実験性のある映画 cinemaなのだ。


Netflixで見れる映画って何か手垢が見えなくて、妙に商業化しちゃっていて面白くない感じがある

2020年8月26日水曜日

昨日!!!zoomをアルゼンチンとハンブルクでしました。映像見せ合いっこ

昨日、ビデオレタープロジェクトも終盤を迎えて、

 zoomをアルゼンチンとハンブルクでしました!!!!!!!!!!!!!!

すごいエキサイティングなプロジェクトでした!!!!!!

2020年8月18日火曜日

オアシス イチャンドンを見た

 オアシス イチャンドンを見た

狂おしい 全てが立ち戻っていく感じがある

どうしようもできない自分の状況と

周りの状況と

せめぎあっていく

狂おしい

2020年8月16日日曜日

この状況

 コロナのこの状況で、自分の活動は今年はちょっと自粛というか、やらないで、働くことと構想を練ることに専念しようかと思ってます。

少し悶々とするけれど、仕事だけしてると、高校生のあの生活に返ったようで、ある意味懐かしくもあり、少し、安心はしていて、その状況をよしと捉えるのか、サバイバルが足りないと捉えるか、難しいところだけれど、

今年はそうしようかな、と思ってます。

でも、とはいえ、次回の上映プロジェクトにむけて少しづつ動き出しています。

楽しみです、何が上映できるのか、ふふふ!

そして、最近すごく良いsound designerの人を発見し、自分に足りない音楽的な要素を払拭してくれそうで、ワクワク、嬉しく

でも、肝心の燃え上がる撮影・などができないんだよな〜

今は日本語の精度をあげるのと、感受性をあげることをやろうと思います!



2020年8月6日木曜日

××

オールドボーイを見たら、
自分が、これまで罰について、ずっと考えて来たのだと思った

そして、2012年まで罰の映画を作りたいと思っていたことに気づいた

今はまえが見えない、ところにいるのか

2020年7月26日日曜日

配給・おやすみ?

お休みの人もいれば、そんなの関係ないみたいな人もいるのかな、

今日から、Orient Indie Filmsという台湾の配給会社のサイトから自作「安楽島」が、オンデマンド視聴できるようになりました。




この会社は、まだ創立されて間もない感じらしいですが、これから様々なアジアのドキュメンタリーを中心に配信していくそうです。
私のは、エクスペリメンタルで、ちょっと斜めな感じですが、それも楽しいと思います。
宜しくお願いします。

2020年7月19日日曜日

映画「凱里ブルース」

映画を見ました。

イメージフォーラムで、あっという間の110分でした。
久しぶりに映画見たな〜と。

前半の雰囲気が悪くて、それが嫌な予感というか、間違ったか、と思ったのですが、
40分ワンカットの後半が、主人公が夢を見ていたのか、と自答していたように、

自主映画的なドキュメンタリー?なのか、何なのか、が入っていて、この部分が緊張感と
ある意味で、僕は笑ってしまったし、そして感動する部分でもありました。

映画って、本当に何が起こるかわからないですね、だから、映画なんだし、
この40分ワンカットで、実は、この映画のフォームがぶっ壊れるんではないだろうか?
と思ってしまうぐらい、の挑戦だったと思います、
そのある緊張感が すごく 素敵 な映画でした 
なんというか、あの40分ワンカットが忘れられないし、高揚感と良い映画だった・・・・




2020年7月17日金曜日

ペドロコスタ

馬鹿みたいに、ここに戻ってくるなんて思ってもいなかった、

それは、このペドロコスタの映画の方にだ

「ヴァンダの部屋」を映画クラスのオンライン授業で見直したことがきっかけで、

こんな中毒の人を被写体をテーマに映画を撮るなんて、本当に不健康だと言う人がいるだろうが、

逆に、個人映像をやっている人からするとスタンダードすぎるかもしれない

何にしても、私の中で、もう一度彼の映画を見る機会にさしかかった、というのに、
間違いはないようだ


2020年7月13日月曜日

展示は終わったが、作品制作は終わっていない

展示は、昨日で終わりましたが、作品の制作は終わっていないので、引き続きやり続けたいと思います。

月曜からの仕事はしんどいな〜
何か、週4日の仕事とかってないものか・・・

2020年7月9日木曜日

明後日7月11日(土)19時〜

明後日7月11日(土)19時〜、映像作家 奥間 勝也氏 とのトークを予定しています。それで、彼と僕の関わりについて、多分書いた方が良いと思って、簡単に書きたいと思います。
彼とは多分、2011年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で、10月の半ば頃に出会ったんだと思います。その時のことはあんまり覚えていないけれど、その後、一緒に2012年4月に我々の映画を上映するために、キューバに行きました。それが自分にとって、奥間氏をちゃんと知る機会であったと思います。
何だろう、何故か、その映像周りの、自分にとっての重要なポイントで彼には会っているような気がするし、そして、何より、映像に対する姿勢みたいなものが、僕から見て、奥間氏は本当に真っ直ぐで、それがすごく羨ましく思っているところでもある、というのが正直なところです。
僕は、へそ曲がりな人間で、だから、これまでこういう表現をしてきたと思っています。でも、その意味では彼の作品や映像への向かい方は、もうちょっと真っ直ぐなところがあるような気がするんだけど・・・。と、そういうことを言うと、怒られるかもしれないけれど、それ以外にも、奥間氏がこれまで発表した短編映画は、実際、実務的なところでアート系のプロジェクトが関わっていて、出来上がっている。
僕からすると、現代美術での映像作品とアート映画って、ほぼほぼ変わらない、数学で言うところの、A∩B(A=映画 キャップ B=現代美術)のその真ん中の箇所に彼の作品は位置しているという(彼自身がほぼ自覚していない)と、僕は思っています。
だから、今回トークでそこら辺の話をしたいと思っています。(それに、彼は、これまでとてもマジな、ドキュメンタリー番組も制作しているし、僕も、あるタイミングでドキュメンタリーの番組制作に関わった経験があるし、・・・・そして沖縄の人って表現系の人はみんな繋がっている・・・?)
こんなことが実現するなんて、それこそ、あの2012年に出会ってからちょこちょこ連絡は取っているような気がするけれど、ほぼほぼなかったことであり、すごく自分にとってはありがたいことであると思っています。なので、最近感染者数も増えてきたので、来てください、とは申し上げにくい状況ではありますが、せめてzoom視聴でもしてみてくださいませ!宜しくお願いします!!
以下から、配信される予定です。
https://www.youtube.com/channel/UC0j0haeaBVhEJxybms3YUrw…
奥間 勝也(おくま かつや)
1984年生まれ。沖縄県出身。琉球大学修士課程修了後に東京のテレビ・映画製作会社に参加するため上京。 沖縄を舞台に制作した中編映画『ギフト』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2011、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭(スイス)など国内外で上映。インドで制作した『ラダック それぞれの物語』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2015で奨励賞。 2015年に演出した、原爆映画に関するドキュメンタリー『いま甦る幻の映画「ひろしま」~受け継がれていく映画人の想い~』はATP最優秀新人賞を受賞した。長編第一作となるドキュメンタリー『骨を掘る男』(仮)を制作中。
鈴木光 プロフィール
1984年福島県生まれ。ベルリン芸術大学映像コース卒業。
近年の映像上映&展覧会に、「Experimental film culture vol.2」(2020)(ポレポレ坐)、「Experimental film culture vol.1」(2019)(art center ongoing)、ドキュメンタリードリームショー̶山形国際ドキュメンタリー映画祭 in Tokyo 2018 (K’s シネマ)、New film Japan (イメージフォーラムフェスティバル2017)、第7回恵比寿映像祭(2015)「惑星で会いましょう」(東京都写真美術館)、HIKARU SUZUKI SPECIAL (日本コネクション 2015) 他、国内外でアート・ドキュメンタリー・フィクション・プライベート・日常などをキーワードに作品制作・発表を行っている。
現在横浜在住。http://hikarusuzukifilm.work/

2020年7月7日火曜日

展示

先ほど、仕事が終わって速攻で、今週作った、現在Ongoingで展示中の作品のビデオレターの続編を、ハンブルク芸術大学ドキュメンタリーコースのオンラインセミナー講評会で見せたら、わからないわからない!!!、とみんなから質問が続出しました。
でも、この返答の部分を明日からまた始まるongoingの展示で上映・展示しようと思います!
講師はNele Wohlaz.
彼女の言うことは、面白いし、好きです。
明日から、また引き続き宜しくお願いします!
現在、ツァイミンリャンの映画がアップリンクでやっているようです、西澤さんがお勧めしておりました!是非吉祥寺で、ツァイさんを見て、こちらongoingにお立ち寄り下さい〜〜〜、
絶対、面白い、ツァイミンリャン新作。

2020年6月19日金曜日

個展やります!

個展やります!

久しぶりに魂が抜け殻じゃなくて、戻ってきた感じで、個展をやります。

これまで日本にいて、どこか足元がフワフワしていて、漂っているというか、そういう感覚がずっとあって、それが少しづつ少しづつ戻ってきたような気がする
それは、やはり自分の年齢における社会の役割に対して自分の中にブランクがあるせいか受け入れられない、という時間なんだと、自分で自分のうちなる声を聞いて、勉強しております。

さて、何だかいろいろ一人になって、そして自分が頼っていたものが全てなくなって、親も友達も、割と何だかすごくリセットされている現実があって、それで、最近環境が変わって、前みたいな感じではなく、周りの環境もアートとか映像系の人ではなく、割とまともな社会に入ってきて、自分が今までどこにいたのか、何が何だか、haha笑、全然違うことになっていて、、普通に生きるっていいな、なんてことを少し思ったりしているという、

そんなことの隣に、このアートとかっていうわけのわからない、お金とは無縁の世界があって、それが一体なんなのか、今自分に問いをぶつけている日々で、

そういう状況のこの個展をさせてくれるこのオンゴーイングの立ち位置は、すごく自分にとっては、実は救いなんじゃないかと思っております。

期間:2020年7月1日(水)〜7月12日(日)
タイトル:when デスクトップ・ドキュメンタリー when
http://www.ongoing.jp/ja/artcenter/gallery/index.php?itemid=810&fbclid=IwAR2tUL01vwvs9Q2wx0dTu_YXBqK2gHOCUTxk7VTIOWQ7kIxFW8p3SxRSl5g

この場所に日々行けるかぎり、行こうと思っています。
こういう時間って実は本当に重要な時間なのではないか、なんてことを今思っております。



2020年6月14日日曜日

プライベートフィクション

「プライベートフィクション」
という名のドキュメンタリー映画

una pelicula de Andrés Di Tella


2020年6月5日金曜日

グッバイ、レーニン!

グッバイ、レーニン!
やはりこれほど壮大な思想を含んだ対立と情熱と愛情の映画はない
そして、これを見ていると、ベルリンでの僕の生活が全く青春の一部であったことに気付かされる また青春がやってくるか!?

と、作品はそのものを作った本人の人生を全く変えてしまう。それは、大きくても小さくても、他の人に言葉をもらったらもらっただけ、その人の人生を大きく変えてしまうのだと思う
このヴォルフガング・ベッカー監督の人生もまた、この映画によって、絶対に大きな大きな大変革があったはずだ
そして、自分のような個人映像とかドキュメンタリーとかアートをやっている人間も、作品を作るようになって、自分の人生が全く別な方向へと動き出してしまったのではないか、と思う。でも、どうしようもなく、やりたかったこと、どうしてもこれがやりたかった、ということを、生きているうちに一回ぐらいやってみたって良いじゃないか、とこの映画は思わせてくれる。という意味で、この映画

2020年6月2日火曜日

A Family Submerged - exhilarating work

「A Family Submerged」を見た、めっちゃよかった

何がよかったか、というと、お化けと深くまで行かない悲しみと、浮き立つ喜びが、散りばめられていて、そして家族愛が最後まで壊れずに、そしてずっと満ちた状態に居続けるこの生き生きとした登場人物。
この素晴らしく美しいカラーグレーディングと場所、
がミックスされて
見ていて、悲しみが伝わっているにもかかわらず、満たされる感覚があったから



こっちは、「The holy girl」directed by Lucrecia Martel によって作られた、
A Family Submerged」を監督したMaría Alcheが出演する作品

確かにここ2年以内で、一番、良いかもしれない
「Noelia」

2020年5月30日土曜日

A Video Essay on Andrea Arnold’s 2009 Film FISH TANK

A Video Essay on Andrea Arnold’s 2009 Film FISH TANK
https://vimeo.com/93840128

面白い〜〜、
なんだこれ

2020年5月26日火曜日

プライベート

プライベートと頭
で考えた映像

どちらが、自分にとって正しいか、

どちらも正しいが、

それが混ざるのか、

混ざらないのか、


2020年5月24日日曜日

Tom at the farm

Tom at the farmを見た

変な映画だったが、今の自分の状況と似ていて、
最初変な映画で面白くないな、と思ったら、
頭から、シーンや人の念いが、離れない。
質問と葛藤

怖いというか、田舎ってこういうことある
最初変な人だと思って離れないで
付き合っていると
その人から癖のようになって離れられなくなる
薬みたいな中毒症をおこさないといけない人がいる
それは最初嫌な人なことが多いな、と

終わり方も変だったな
街に帰ってくる時の車の中のシーンで終わるっというのが
あんまりないような
すっきりしない終わり方で残る

2020年5月23日土曜日

立ち去った女

「立ち去った女」を見た

宣伝は大袈裟だけど、でも心打たれる映画だった

主人公の女性にすごく惹かれる理由は、
自分でもわかる気がした

そしてもしかしたら、昔はこの映画を見てもそこまでわからなかったかもしれない
と自問自答していた




2020年5月19日火曜日

2020年5月11日月曜日

キューバ

今、仕事もないので、キューバの映像を編集してます。

懐かしいな〜〜

あの頃2012年

本当に何も考えていなかった

2020年5月5日火曜日

2020年5月1日金曜日

2020年4月25日土曜日

ハンブルク芸術大学のドキュメンタリーコースnele wohlatz

ハンブルク芸術大学のドキュメンタリーコースのFilmmaker "nele wohlatz"のネット講義に何故か参加した。

以前(2017?)、あそこのコースを受講しようと教授・ドキュメンタリー映画監督のPepe danquart のところに行った。

彼は、ドキュメンタリー映画「Workingman's Death」などを製作した人だ。

訪れたのは、3年前ぐらいだったと思うけれど、あれから、数ヶ月に一回ぐらいのペースで何かしらの情報がそのドキュメンタリーコースから届く。それで、このFilmmaker "nele wohlatz" の授業を遠隔でやるので、興味があれば、ということで参加することにした。
参加したい、とメールしても、全く返信はない。笑 が、情報は送ってくれる。笑
お互いに誰やねん!と思っているはず。そこに助手にメールしているのだが。

毎週火曜日ドイツ時間10時〜(日本時間17時〜)の授業だ。

彼女 "nele wohlatz" は、アルゼンチンに移住してから、映画製作を始めた若手の鬼才。ドキュメンタリーとフィクションの間をもろに行く作品を製作。
その彼女の作品、
フィクション映画「EL FUTURO PERFECTO」
ドキュメンタリー映画「RICARDO BÄR」
の二作を見た。

アルゼンチンに移住した作家が映画を撮るってことが気になっていたわけで、
その感想としては、スペイン語圏で撮影された映画だけど、思ったよりも静かな映画だと思ったこと(なんかイメージで語ってますが、ラテンアメリカの映画ってもっとガシガシなんか、人を殺して!踊って!とかジュリアンシュナーベル的な!?)、そして、彼女がスペイン語という外国語とどう向き合ったのかを知りたかったわけだけど、別にそれが前面に出ているというわけではなく、ネイティブの人が作ったかのような自然な作りになっていて、やはり脚本を書ける人なんだ、と思った。でも、そのオーガナイズがスーパー大変そうだ。

ドキュメンタリー「RICARDO BÄR」
の方は、演劇をやっているアルゼンチン人と共同監督をしているようだが、それもあってか、演劇のシーンが頻繁に出てくる。設定は、映画を撮るために、奨学金をもらった男、「RICARDO BÄR」が主人公。彼は、映画も作らずに、様々な仕事に従事したり、彼とその家族の関係がじっくりと、描かれていく。途中、「映画を作る必要がある彼は・・・・をして、・・・をして、」という感じでナレーションが入ることで彼が映画を作ろうとしている人なんだとわかった。そうでなければ、彼が映画を作ろうとしている人間なのかはわからなかった。彼は、演劇にも参加するのだが、ナレーションでは、「演劇に参加する彼の演技は・・・」、という感じで、映画の「演技」について触れる箇所が出てくる。監督のneleは、あるインタビューでフィクションとドキュメンタリーというのに興味があって、それをやっているという話があったのだが、そのことがこのドキュメンタリーの中でも触れられていて、どう演出されているのか、見える部分でもある。

他に、僕が好きだと思ったのは、この映画の編集のテンポだ。それはとてもゆっくりだけれど、一人の人間がワンカットで何個もの要素を演技?し、行動し、果たしていくことで見ている人が予測できない、、、、
生きている人間→彼がどう物事に反応するか?は他人にはわからない→それは彼のキャラクター、、、、
行動が描かれていく。正に ”描かれて” いく、と言ってよいと思う。それは、本当に筆で絵を描くように、文章で行動を一行一行書いていくように、流れるような鮮やかな人間像がカットの中でそこにちゃんと存在しているからだ。

「EL FUTURO PERFECTO」
の方は、中国人のスペイン語が話せない女の子が主人公になっている。Neleは授業の中で、ブレッソン的、と話をしていた部分を思い出しているが、できるだけ演技をさせない、自然体?というか、それでも画面の中で生きている彼女がちゃんと描かれていく。これは、ローバジェットのフィクションなのにも関わらず、ちゃんと警察の車が出てきて、人が捕まったり、人が死んだり、この中国人の女の子の想像したこと、彼氏のインド人とインドへ旅行へ行くことが、映画の中で実現されていて、それが、ローバジェットフィルムなのに、ファテーアキンの「女は二度決断する」みたいに、割と大掛かりな現代映画に見えたりする。
「この主人公と、どこで会ったのか?」というneleの自分で質問した事項に答えていたけれど、これは、自分がアルゼンチンでドイツ語の先生をやっていたときに出会った女性だそうだ。彼女は、ドラゴンボールのプーアルみたいな顔をしている。
表情はあまりなく、嬉しそうにしない顔だ。でも、不安の顔をするのはうまい。それがこの映画にすごく合っている。ドイツ人が作る映画って(そんなこと到底言えない!?いやそうでもないか)なんか、こう、素朴で、でも感情の起伏が表情ではあまり見えなくて、これって毎回一体何なんだろうと、思う。

面白かったのは、別に人種の話ではないが、アルゼンチンに住む中国人の女の子(両親も住んでいて、スーパーとクリーニング屋を経営している)が、スーパーで働いていて、そこにたまたま来たインド人のお客(あとでプログラマーと知らされる)、に声をかけられ、恋をするという設定だった。他にもこの設定がすごい変、というか面白い、というかこれがある現実?でもある?。そのことを中心にして、中国人達のみが学校でスペイン語を学ぶというシーン(普通スペイン語の教室は多国籍であってもよいと思うが、アルゼンチンには中国人のためのスペイン語を学ぶ教室がたくさんある?とneleは言っていたと思った)と、彼女の家族との関係性、が丁寧に描かれていく。
インド人の彼氏、その家族はインドに住んでいる。20代中ば。彼は、主人公に何回も合わないうちに、「結婚してインドへ帰りたい」と誘う。まだ20歳ぐらいの彼女は、「それがまだ早いし、あなたの家族はインドに居て、私の家族はアルゼンチン」と求婚を断ったが、家を出て、彼の家で暮らし始める。だが、そのことで家族と関係が悪くなる。この始めの作りをちゃんとやらないと物語がちゃんと進んでいかないので、ちゃんと作っている。そこからキーワードになる、様々なカットがあって、やはり映画には、一つも不要なシーンが存在しないんだな・・・・。

久しぶりにすごい面白い映画を見た。やはり、この映画の魅力は、
「変わった物語の内容」と
「ブレッソンみたいな演出」
にある。
























2020年4月13日月曜日

家0413

過去の恋愛ドラマなんかを見ている 笑

そういえば、こんな過去作もここに。
https://vimeo.com/showcase/6898133/video/404445502








2020年4月1日水曜日

コロナ&スペイン語

コロナウィルス猛威をふるっていますね〜〜
かなりやばいです。

ということで、家にいるようにしていて、何をやろうか〜というので、
スペイン語の勉強をしよう!

となっています。
soy Hikaru, Hola, encantado.

ドイツ語より楽な気がする確かに 響も軽い

Deutsch ist so schwer wenn ich ausspreche
mache gerne Spanisch Lernen etc.

英語はどこへ、、日本にいて使う機会があまりないね、
そういう職業でもないし

みなさんの無事を祈って

5月に久しぶりの個展があるのだが・・・?どうなるのだろう・・・


2020年3月22日日曜日

Experimental film culture vol.2が終了しました

2020年3月20日21日の「Experimental film culture vol.2」が終了しました。

本当に濃い二日間で、最高でした。

たった二日間で、延べ200名のお客様に来て頂きました!なんと!
どのプログラムも、上映前と後の少しのトークぐらいでは、全然語りつくせず、
トークはもうちょっと長い方が良いな、と思ったりしつつ、でも僕も上映プログラムのオーガナイズもやりつつなので結構限界で、なんて愚痴はよくて、
というかこんなにも、このExperimental film culture→日本語約では「実験映画文化」という言葉になるのだけど、このジャンルに当てはまる・というか映像作家で写真家の西澤さんからの言葉にもありましたが、ギャラリー上映や美術館上映でもなく/いやそれも可能だが/映画館で劇場公開するわけでもない/いやそれも可能だが/の作品がたくさんあるってこと、そしてこれをやはり、ポレポレ東中野という映画館のサイドで、ポレポレ坐という併設のカフェで、ポレポレオルタナティブみたいな感じで、上映するってこと、これがこんなにこの文化と文化の狭間でちゃんと起きて、救い/すくいとられているということが本当に面白く、こういったことができる施設や機関が、他にはイメージフォーラムや行ったことがないけれど多分京都のルーメンギャラリーくらいしかない?のかななんてのを思って、本当に厳しい状況である、ということを思い知らされつつ、またやりたいな~という気持ちがつのっていくのです。
大木さんの「優勝」は確かに本当に本当に幻の作品で、憧れちゃうよね、という言葉が出てくるものでした。
そして、仲本さん作品特集上映や、西澤&斎藤さんの上映もオーディエンスがパンパンになった会場で、緊張感を持って進んでいったこと、他の海外から来た作家の作品も含めて、そのオーディエンスがフリーパスで目の前の席に張り付いて、ボロボロになりながら、この12時間以上の上映の中、ケツが痛くなりながらも、誰も寝る人がいずにちゃんと目を離さずに注視をしてくれる人たちが存在するというこの事実には感慨深いものがありました。
最後に、作家、佐々木敦さん、インドから帰ってきた友達、ベルリンで知り合った人まできて、飲みに行き、新しい人とも知り合い、夢だったなと。
最高でした、本当に。久しぶりの充実感。
ありがとうございました。





2020年3月1日日曜日

Experimental film culture vol.2 in Japan

2020.3.20-21 Experimental film culture vol.2 in Japan
~ポレポレオルタナティブ イベント
を開催します。
https://pole2za.com/event/2020-3-20-21.html


2020年1月2日木曜日

ダルデンヌ兄弟の「午後8時の訪問者」

ダルデンヌ兄弟の「午後8時の訪問者」を見た

ダルデンヌ兄弟の映画、1996年の「イゴールの約束」以降、彼らのすべての映画を見ている

一貫して貫かれているこの”慈悲”というか、人間愛と人間の良心という深いテーマが今回もそこにあった

個人的には「ある子供」を見た時の、自分の中での衝撃は忘れられないし、あれが自分の中では傑作であったように思うが、
それ以降も、本当に私が好きなタッチで描かれていく

何が好きかって、社会の低階層の人々を丁寧に描いていくからだと思う

ダルデンヌ兄弟は、本当にちゃんとその人々を観察しているし、気持ちがわかるのではないだろうか

弱い人間たちの気持ち、

そんなことを考えていたら、

自分の映像制作も、そもそもの原点に立ち戻っていくような気がしていた

本物を真実を描きたい、作りたい、見せたい、ということ

そんなものを見てみたい

皮をはいだ人間、自分、他人、

もっと泥にまみれて生きていきたい、と今年はそう願って、
頑張りたい

謹賀新年2020
明けましておめでとうございます。