2024年7月20日土曜日

博士エッセイフィルム研究2年目

昨年の論考では、西洋におけるエッセイフィルム史まとめをやったので、今年は美術よりの内的思考と画、みたいなところから手を出してみようと思う それが、映像表現へと結びついていくようなやり方を考えてみる そして、それの言語化

2024年7月9日火曜日

彫刻学科に在籍していたときの夢

彫刻科時代の夢を見た、学校に行かなくなって時間が経過して、 誕生日だというので、友達の家に行ったら、見知らぬごつい後輩達が、わりと日本の古風な入れ墨を入れている後輩が多く、それについて質問したり、 小さなトンネルの下で女の子たちと会話をした

2024年6月30日日曜日

「骨を掘る男」を見た

奥間勝也監督作品「骨を掘る男」を見た ここ数年でおそらく一番心に残る作品だと思ったので、記録しておく。 おそらく、心に残った、の意味は心臓というか心、精神に何度も何度も"タッチ"されたことが原因だと思う、 弔う、という心の行為が逡巡し私の精神を何度も触った 経済活動に洗脳されていた私の何かが思い起こされ、何か失っていたものを思い出した気がした これは一体何なのか考えていた そして、藤田嗣治の戦争画 のことを思い出したのだ 藤田の戦争画の前に立ったとき、思わず動けなくなった  そして、目の前にあったベンチに腰掛けてずっとその絵画を眺めるしか方法はなかった、 どのぐらい居続けただろうか、そのうち涙が流れた 藤田のその戦争画は異様で、 あたかもそこの戦闘の場にいた、のではないか、と思わせるほどに、細部を見れば見るほど、筆致の精密さに驚かされていく おそらく、画家の創造力と兵士達の精神状態へ近づこうするその思いが、この作品のリアリズムを生見だしているのに違いなかった 藤田のその被写体へと向かう誠実な態度が、筆致のリアリズムを生み、この戦争画からその制作側の心情や心の動きまでも伝わってくるようだ。 奥間の「骨を掘る男」というドキュメンタリー映画の場合も、その藤田の筆致のように、この場合はその一筆一筆の筆致がリアルな時間遷移と同時並行で克明に描写されながら記録され、構成されていくというプロセスにおいて、時間軸を持った作品形態という違いがあるにせよ、酷似している点ではないか 沖縄戦における数十万人の犠牲者、そしてそれに関わるたくさんの親族の思いが、この奥間の「骨を掘る男」に宿る、現代映像における戦争画のようだった

2024年6月17日月曜日

まさかこの年になって、初めてゴダール映画と向き合っている いろいろと買い揃えてみたものの、全然見る暇がないという失笑である

2024年6月7日金曜日

2024年7月19日にアメリカのフィラデルフィアで上映会があります

video letter project

詳細は以下です:
四人の作家でvideo letterの交換をしました。参加作家は以下です。
Nadia Hironaka, Shinpei Takeda (San Diego), Hikaru Suzuki (Tokyo) and Yu Araki (Kyoto).

場所:Bartram's Garden 5400 Lindbergh BoulevardPhiladelphia, PA, 19143United States
上映日:Friday, July 19, 2024 8:00 PM  10:00 PM
内容:それぞれの作家が3分の映像を制作し、それに反応して、次の作家が作っていくというもの
2週して、完了という感じになります。

おそらく、
完成尺は24分の予定です。

宜しくお願い致します!!

2024年5月8日水曜日

 


気狂いピエロ と 現代美術 の出会い

交差点


2024年5月1日水曜日

博士の研究が、新しい仕事で自転車操業が続いていて、進んでいないが、今日は今年のスケジュールを立てようと、落ち着いてどうしようか、と練り始めた。

ベルリン芸術大学の時の同級生だったアーティストのMoritzのサイトを見てみた。

https://www.moritzhossli.com/


あの時のことや、アートやアーティストが、自由にものを作ることの良さや、ある種の戦いが見えて久しぶりにアート感を思い出した。

日本に戻ってきてもそうだけど、そういえば、ドキュメンタリー映画でさえ、ある程度のマーケットが確立されていて、若干アートと似ているところがあるような気が最近しているが、

やっぱり、とにかく自由に作ってみる、

というのに立ち戻るわけなんです

さてさて、今年の計画は・・・