2022年5月18日水曜日

 残念!

http://beautiesweb.com/

2022年5月15日日曜日

シャンタルアケルマンの見ていない映画二本を見た

「私、あなた、彼、彼女」

■「囚われの女」


シャンタルアケルマンと訳した人が誰か知らないが、ドイツではシャンタル・アッカーマンだったんだけど、

ドイツ特有の読み方?



■「私、あなた、彼、彼女」はmubiで確か途中まで見て断念、小さい画面で人に邪魔されそうになりながら見る映画じゃなかった


まさか自室の砂糖を食べまくるパフォーマンスアート自撮りみたいな流れからトラック野郎のヒッチハイクの貧乏な若者のロードムービーに変化していくとは思わなかった、そして最後のあの女子同士の長い絡みは見たことがなかった


すごく私的な空間を感じて、この作家の作品は素晴らしいと改めて感じた



■「囚われの女」は、まさかの最初の10分遅刻で、しょっぱな見れず残念。

どんどん良くなっていった 最初はヨーロッパ人特有の美的感覚が強すぎて、美しいが美しすぎる・・・という感じだったが、

別れる宣告を出したあたりから、ゴダール? そして別れないという選択でまたゴダール?とかって思ったりして、でも、すごくそのどこに行ってしまうのかわからない二人の行動に目が離せなくって、最後の終わり方も好きでした



■「ライオンは今夜死ぬ」を見た

見るまで敬遠していて、ここ何年も見るのにためらった作品だったが、諏訪監督の唯一見ていない作品ということで見ることに、素晴らしかった。泣けた

そしてよくできた作りだなと思った


■絶対見ないと思っていた「happy hour」を見た

僕はでも、濱口さんの映画で4本くらい見て、半分嫌いで、半分わりと良いという印象で、happy hourはその意味では、半分半分くらいで中くらいと感じているが、やはり女の人の扱い方というか設定が全然好きになれない、、、


という感じで、

この無風な5月はすぎていくのかな、

と思いつつ、

シャンタルの「私、あなた、彼、彼女」が良い映画で得るものが大きく、

何か作品制作のヒントをえたような気もした






2022年5月12日木曜日

 諏訪さんの本を読んで、インタビューで何について言ったのか、よくわかった


いろんな人がいていろんな考え方があって、自分は自分だし、出会いも人それぞれだし、

やはり自分は美術と映像、というところを振子を振るように揺れ動くところにいるしか方法はないようだが、

良い出会いをされて、いい映画を撮って、本当に羨ましいが、


自分は自分で何かできることをやらない、

と思いながら、目の前の制作について再度考えることにしようと思う

2022年5月9日月曜日

 日本人でどの映画監督の作品が一番好きか、という話になったら、迷わず僕は、諏訪敦彦監督の映画、と答えるだろう

そして、まさか諏訪さんが、実験映画や映像で何ができるか、というところから出発した人だと本人のインタビューを聞いて、そして、初期の映画はカットに日付を入れて、二人の男女を順撮りで撮影していく、映画を撮っていた、と聞いて、それがすごく嬉しく、


そして、昨日、Ulrike Ottingerの"Ticket of No Return"を見て、

やっぱり、変な映画とか

これまでにないものを撮らないとダメだと本当に思った


これは20代の時に思っていたことだが、今改めて、それを感じている

2022年4月8日金曜日

今年も開催します!

今年も開催します! 

「Experimental film culture vol.4 in Japan ~ポレポレオルタナティブ~」

開催日:2022年4/28(木)、29(金祝)、30(土)の3日間


詳細は、こちらから!

未だに誘いづらい雰囲気は続いていますが、是非お越しいただければ、幸いです。

また、配信プログラムもありますので、是非!


■ 特別配信プログラム 配信決定!

崟利子『伊丹2009年 冬-2010年春』(52分)  

2022年4月27日(水)19:00より配信開始!(5/5(木/祝) 23:59までアーカイブ)

配信チケット:1000円  

お申し込みはこちらから:https://teket.jp/1797/11294

主催:鈴木光 石川翔平 西澤諭志

チラシデザイン:松田 洋和





2022年4月4日月曜日

ドライブマイカー

ドライブマイカーを見た

東北三部作を見て、すごく良い作品だと感じ、濱口監督の作品には興味を持っていた、

それから、「寝ても覚めても」を見て、この映画があんまり良い印象がなく、それは、描かれる男性像や女性像が監督の趣味なのかわからなかいが、こういうタイプの男女の関係は少し古い感じがしたため

ドライブマイカーの前半は、濱口監督の「寝ても覚めても」の雰囲気に近く、”奇妙”と言ってよいのか、そして雰囲気が冷たく、途中で見るのを放棄しようと思ったぐらいだった

奥さんが死んでから その濱口監督の作品の雰囲気が、村上春樹の小説の雰囲気へと近づいていく気がした 村上春樹の小説はよく愛する人が死ぬ or 失踪などでいなくなる。しかもそれが何故なのか語られない、パートナーがその人がいなくなった理由を探ろうとしたり、彼女のことを考えていく、その時間が小説として描かれていく その彼女について知る人物=夫と愛人という二人の男性が彼らの視点で彼女を造形しようとしていく、この映画の中で追われるその彼女の人物像を私は想像すると、いつもあの最初の気持ちの悪い 何か亡霊のような最初のシーンのイメージへと突き返されていく、

車を運転する運転手の女、その人も、実は死んでしまった自分の母親の亡霊を追い求めていた、いや追い求められていた、その女が主人公の家福と母親が死んでしまった土砂崩れで死んだ場所へ移動していくその時間は、冷たいが、バックグラウンドを共有し合ったこの二人の関係性からか、少し温かいものへと変化しているようだった

彼らはただ自分のプライベートを共有し、傷口を見せあっただけで、別に傷が癒えるワケでもなく、私は、彼らのことを映画を見始めた時よりもよくわかった 彼らの歴史を知った というところで、この物語は終わった

結果、やはり思うには、村上春樹の小説や雰囲気がすごく良いんだと思う、あの冷たい感じ、あの謎が多い感じ

私は例えばパートナーのことをよく知っているようで、あまりあの人のことを知らないこともある 自分が出会った時には、結構良い年齢の大人になっているわけで、どんな生き方をしてきたのか、細部まではよく知らない そんなことが感じられる映画でもあった

何だかこの映画は、これについてすごく書きたくなる、人と話たくなる内容だと思った




2022年3月27日日曜日

 3回目ワクチン 受けました


頭が痛く、全身痛いです


前回と比べて熱がないので、まぁよしとしていますが、


4回目打つか?と質問されると、ちょっとわからないです


撮影には、全然行けてないです

行こうと思っても、迷惑になりそうなので、今はまだ自粛かなと思っていますが、

EFC vol.4を4月末に開催予定なので、それに向けての準備している感じではありますが、これは年末ぐらいから進めているので、まぁ、問題ないと思っています。



子供いると映画見るのが難しいです、展示はまだ見に行けるけど、長時間座って画面を見続ける、ということは子供にはできないです・・・。