シャンタルアケルマンの見ていない映画二本を見た
「私、あなた、彼、彼女」
■「囚われの女」
シャンタルアケルマンと訳した人が誰か知らないが、ドイツではシャンタル・アッカーマンだったんだけど、
ドイツ特有の読み方?
■「私、あなた、彼、彼女」はmubiで確か途中まで見て断念、小さい画面で人に邪魔されそうになりながら見る映画じゃなかった
まさか自室の砂糖を食べまくるパフォーマンスアート自撮りみたいな流れからトラック野郎のヒッチハイクの貧乏な若者のロードムービーに変化していくとは思わなかった、そして最後のあの女子同士の長い絡みは見たことがなかった
すごく私的な空間を感じて、この作家の作品は素晴らしいと改めて感じた
■「囚われの女」は、まさかの最初の10分遅刻で、しょっぱな見れず残念。
どんどん良くなっていった 最初はヨーロッパ人特有の美的感覚が強すぎて、美しいが美しすぎる・・・という感じだったが、
別れる宣告を出したあたりから、ゴダール? そして別れないという選択でまたゴダール?とかって思ったりして、でも、すごくそのどこに行ってしまうのかわからない二人の行動に目が離せなくって、最後の終わり方も好きでした
■「ライオンは今夜死ぬ」を見た
見るまで敬遠していて、ここ何年も見るのにためらった作品だったが、諏訪監督の唯一見ていない作品ということで見ることに、素晴らしかった。泣けた
そしてよくできた作りだなと思った
■絶対見ないと思っていた「happy hour」を見た
僕はでも、濱口さんの映画で4本くらい見て、半分嫌いで、半分わりと良いという印象で、happy hourはその意味では、半分半分くらいで中くらいと感じているが、やはり女の人の扱い方というか設定が全然好きになれない、、、
という感じで、
この無風な5月はすぎていくのかな、
と思いつつ、
シャンタルの「私、あなた、彼、彼女」が良い映画で得るものが大きく、
何か作品制作のヒントをえたような気もした
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