2012年1月24日火曜日

書いておく必要があること

アランレネの最初期の作品

ヴァン・ゴッホ - Van Gogh (1948)短編
ゲルニカ - Guerunica (1949)短編
ゴーガン - Gauguin (1950)短編

つい先日もう一度見てみました。

全体を撮影せず、細部を映すこと。あるイメージの本質を本当に”見る”こと。それがここに表現されていると感じました。

とりあえず、必要項目。








2011年12月20日火曜日

Ongoing Xmas展に参加します。

年末です。。。

Ongoing Xmas展に参加します。今年ラストの展示です。
http://www.ongoing.jp/gallery/xmas2011.html


今年もいろいろあったなぁ。
そうそう実は今、テープ1本丸ごと編集しないで撮影するだけという映像作品を作っています。
10月2日(多分)から始めた感じで、もうすぐ今年が終わる。
テープの残りも半分を切って、どんなものができあがるのか楽しみ。。
このペースだと、来年の4月ぐらいには終わる感じです。
でも7月ぐらいまでどうにかもたせたい。

ところで、こういうことをやっていると友人に話したら、単純に編集していいものができたらいいじゃないかと言われました。確かにと思った反面、これの楽しみ方を考えました。

カメラを体からはなせないんです。
気合い入れて撮影すると、例えば三脚の場合押してから何か起こるまで待って、それがカメラに収まったとして、編集では、その部分のみを使うことになります。だけど、これの楽しみは置く事もできないし、カメラの遠くにはいけないんです。つまりは自分の体と一体化せざるおえないんです。あと、映像のテンポを考えながら撮るのはけっこう面白い。押した瞬間、秒数
数えられないことが結構あって、特にイベントが行われるときは、ある時間軸がそこに存在しているから、自分の体内時計が狂ったりする。
いろいろと面白い。


ということで、年末は実家に戻り、そして、また被災地にも行くことをしてこようかと考えています。





















2011年12月4日日曜日

ドイツ旅行

ドイツ3都市を回る旅行ってきました。。
フランクフルト、ミュンヘン、ベルリンです。
期間は11月23日~12月2日まで。

ミュンヘン映画大学HFF。。本当にでかくてびっくり!!



ちょっと写真が前後してますね。


フランクフルト。駅降りてすぐにホームレスがいっぱいいてこわかったです。

コンラート・ヴォルフ映画テレビ大学の中。通っている生谷さんという日本人の方に案内していただき、学校見学しました!

ドイツ映画・テレビ大学ベルリン。。sonyセンターというビルの最上階にある大学。
あまり大学という感じはせずでした。会社っぽかった。

記念灯前。何だかとてもエロくて撮ってしまいました。

生谷さんと大学内部。彼は、舞台美術の監督をやっているらしくそのアトリエだそう。

ベルリンの映画博物館で、感動的なビデオを見ました。フィルム現像の昔ながらのやり方ぽい。くるくる滑車みたいなものにかなり長い35mmのフィルムを巻き付けて現像していく映像。感動的。

コンラート・ヴォルフ映画テレビ大学の新しくできるセットだそう。


生谷さん。

ベルリン中央駅近くの美術館で大規模なインスタレーションを見ました。
これ、よかったーー。隣でボイスの個展も開催してました。



ベルリンに住んでいる、長谷川君(通称:ハセショウ)とりょう君(何故か:しげおと呼ばれていた。)と飲みました。ハセショウはムサビ時代の知り合いで、連絡したら来てくれました。こっちに住んでいるので。


ベルリン中央駅。

これはミュンヘンの有名な広場らしい。ミュンヘン中央駅の前の道を1時間弱ぐらい歩くと着きました。




とても有意義な旅でした。ここには映っていないけれど、去年パリ賞をとったもぐさん(風間さん)もベルリンで用事があるらしく一緒に短いながらお酒を飲みました。。
楽しかった、、、
また、生谷さんを紹介してもらったIAMAS出身ドイツ生まれの梶村さんに本当に感謝です。
素敵な人だったなぁ。
あと、もう一人、ベルリンには5日ぐらい滞在したのだけれど、毎日僕の飲みにつきあってくれた佐々木さんにも感謝。朝まで飲んで歩いて、クラブ行けずで思い出ができました。
全然ドイツ人と話てないというのは問題。まぁいいか、今回は。


で、そんな旅で何をしに行ったのかというと、今後ドイツに行こうかと考えての第一歩でした。
まずは行ってみないとということで。

今年も終わりです。
いろいろあった。











2011年10月20日木曜日

  • 2011.10.22-11.04

    TERATOTERA祭りに参加。東京・吉祥寺の映画館”バウスシアター”のAプログラムにて「Mr.S」が上映されます。
    • <Mr.S>
    • この作品は、震災後何かを撮らなければいけないのではないかと思い立ち、日々撮りためた映像を編集したもの。1秒×498カット+102秒=10分の映像作品です。

http://teratotera.jp/event/fes02.html





  • 2011.11.22(火)

    第21回映画祭 TAMA CINEMA FORUM ある視点部門にて"安楽島"が上映決定!!
  • <安楽島>
  • ある崩壊した家族の中に韓国人の「ヒロシ」という人物が突然現れた。そのことによって、10年という歳月をかけ家族の関係性が修復されていく、という実際の物語をもとに制作されたアートドキュメンタリー。

  • TRAILER
  • http://www.youtube.com/watch?v=uYzKRF7EsHI
  • TAMA CINEMA FORUM HP
  • http://www.tamaeiga.org/2011/lineup.html

2011年8月11日木曜日

上映イベントなど

今日ちょっと、夏休み気分です。

以下
上映イベントやグループ展示のご紹介。


  • 2011.08.21(日)

  • 1日のみの上映イベント「虎の間」東京・高円寺)
  • http://www.gankagarou.com/sche.html

  • 2011.09.03(土)〜09.14(水)
  • 新宿眼科画廊でのグループ展に参加「採光展」これはfineartの展示ですが、結構見応えありだと思います。彫刻家の利部志穂さん 絵描きの大田黒衣美さん 版画家の今村洋平さん 写真家の若林勇人さん そして、キュレーションして頂いたislandの結城さん。と皆さんずっと活動してきた方々。パワーあります。宜しくお願いします!!!東京・新宿)
  • http://www.gankagarou.com/sche.html


  • 2011.09.23(金)

    横浜Blanclass企画の1日のみのイベント/Bankart東京・横浜)
  • http://blanclass.com/


  • 2011.10.06(木)〜10.13(木)

    山形国際ドキュメンタリー映画祭のアジア千波万波部門にて「羊飼い物語 新宿2009+大垣2010」出品決定!!
  • 映像作家 前田真二郎氏が新宿で制作した羊飼い物語の厳密なスコアをもとに、岐阜大垣で私たちが撮影した羊飼い物語。この二つを合わせたドキュメンタリー映画です。
  • とても素敵な作品ですので機会があればぜひ見ていただければと思います。
  • (山形)
  • http://www.yidff.jp/2011/program/11p2.html

  • 2011.10.22(土)〜11.04(金)
  • 吉祥寺バウスシアターにて作品が上映されます。東京・吉祥寺)

  • ちょっとまだ見えないですが、今後のスケジュールです。
よし頑張っていこう!!!







2011年7月7日木曜日

パリ賞

おちたー!!!
最悪だぁー!!!!
いろいろと不運なことだらけだな。。

まぁこりずにがんばります!!!!!!

2011年6月28日火曜日

なぜ美術から映画表現に向かったのか???

ふとすべてがかたずいたような気がした。

それをまとめる必要があるので今書こうと思う。

抽象絵画や彫刻を見て泣いたり笑ったりしない。

映画館では泣いたり笑ったりする。

なぜなのか?


それは、映画が感情表現に優れたメディアであるからだと思う。そして、人間の感情を巻き込んでいくのは、

言語があるからだ。


最初は、言葉が不自由であったから、言葉で伝えきれないことを映像でやろうと思った。

それが彫刻や絵であったり、それにつながりのあるビデオアートみたいなものだった。

だけど、最近言葉でできることがあるんじゃないかと思うようになった。

それは、シュアーのインタビューマイクをイアマスで見たときだった。


言葉+画。


言葉を拒絶して、映像作品を作っていたのに、言葉がさけられないものになったと気づいた。

感情表現をするときに、言葉がすごく伝わりやすいメディアであることにも気づいた。

言葉をどう自分が引き受けていくのか?

最初制作した作品はワンカットだったんだけど、モンタージュをし始めたとき、言葉というものにぶちあたった。

それを紡ぎ合わせることで、一つの言いたいことを紡いでいく。

映像や映画を作ることとと向き合うことっていうのは、言葉とも画とも向き合うことになっていった。


人が抱き合うのを見て感動したら、それをコンポジションした映像を作れば伝えれる。

しかし、完全にコントロールして意味が伝わったらいいのか?単に伝えるだけだったら、言葉にしたっていい。

一方では、きれいな森のワンカットの”映像自体”が持っている感動っていうのもある。


つまり、言葉と画をコンポジションした”映像”自体が持つ不思議な魅力が自分や人を魅了するんだと思う。

まとめると、文学と美術の中間に位置するのが映像なんじゃないか。この言葉が自分に全くしっくりくる。

それだ。




(諏訪敦彦監督の言葉を借りる)