2017年4月8日土曜日

始まりました。

広告代理店でのお仕事始まりました。1週間目終了です。
「辞めさせて下さい!」
の一言はとりあえず出てません。僕のやることが、まず映像/カメラ ・編集・テクニカル担当だからですが、それにしてもドイツ語の会話にとりあえず耳を澄ませるので精一杯です。まぁとりあえずなんとかなってるということは、最低限のコミュニケーションはとれていることになるのでしょうか・・・?
正直逃げ出したい場面がかなりありますが、外国で働くってことの1週間目は、こんなもんでしょうか。日本にいた時だって、1週間目からそんなに人と仲良くなるってこともないだろうし、ただ、僕の性格上、全然知らない人と仕事でラフに話すというのは結構難しいです。外で適当な飲みの席とかだったら、全然ラフに話せるんですが・・・。そこらへんは、ゆっくりですね。

とにかく、無事に一週間終わってよかった。来週は、こちらドイツはオースターという復活祭で、国民の休日があったりしてお休みが続きます。

その後、再来週は、1日撮影があります。

面白いことに、今関わっているこの広告は何のためかと言うと、9月にドイツでは選挙があるのですが、その選挙に若い人たちが行かないから、「選挙に行こう!」という宣伝の広告なんです。そのために、映像を作ります。

「選挙に行かないと、大人が借金を後世に背負わせる政策をしちゃうよ!」とか、そういうものです。
ドイツ人は、政治の話をするのが好きだし、当たり前ですから、極めてドイツらしいな!としょっぱなから思いました。


さて、イメージフォーラムも1ヶ月ということで、このドイツ生活と、日本での出来事とパラレルに全然違うことが起きているという、いつも感じることですが、面白い「ギャップ」です。

そして、山形映画祭はどうなるんでしょう?









2017年4月1日土曜日

準備

この数年ヨーロッパから頭が離れない日々が続いていました。そして、今ここでもう一度ドイツに戻ってやってみようと思い、ここに住み始め、さらにこの先のことを考えた時に日本にその頭を戻していく、その準備を始めていこうと思っています。

いろいろなことに興味を持ってみようと思い、もう少し何かできるのではないだろうか、もう少し・・・と考えるうちに時間が少しづつ経過していく。その中で、日本に帰るためには、頭を戻していくためには何をすべきか、考えてみる。そのための2年間を過ごしたいと思っています。

以前も書きましたが、2019年の3月には日本にいる予定でいます。

さて、4月1日になりました。月曜日からその新しい場所でのお仕事です。何が待ち受けているのかとても楽しみでもあり、不安でもあります。

「映画」について。映画をやめると書きましたが、その意味は、僕が考えていたいわゆる映画をやめるという意味です。自分が今までやってきたことを消すことはできない、そこに興味があったからそれをやってきたわけで、それを土台にしてこれからも、自分の映像を追求していきたいと思っています。



2017年3月28日火曜日

イメージフォーラムフェスティバル2017

イメージフォーラムフェスティバル2017 日本招待部門 にて、作品「Garden」(2016)が上映されます。上映日は、ゴールデンウィークです。もしお時間あれば 是非!いや渋いことになってきました。
「I」プログラム
『記憶のマチエール』は、忘却されようとしてる先の戦争の記憶を生者の声や表情のディテールで伝える。見えない壁の映画『Le Mur』、モザイク処理が暴走する『AST*RISK』は、不寛容が進む現代を揶揄するかのようだ。エロもゲロもポップな冠木佐和子のメタモルフォーゼ・アニメーション、多層的で詩的なドキュメンタリー『Garden』、ストイックなエナジーで丹念なコマ撮りを続ける小池照男の「生態系」シリーズ25作目。
記憶のマチエール#9
ビジュアル・ブレインズ(風間正、大津はつね)/デジタル/29分/2017
Le Mur 太田曜/16ミリ/7分/2017
Nou Nen feat.utae 冠木佐和子/デジタル/3分/2015
夏のゲロは冬の肴 冠木佐和子/デジタル/3分/2016
AST*RISK 田中廣太郎/デジタル/7分/2017
Garden 鈴木光/デジタル/16分/2016
ECOSYSTEM-25- Black2 小池照男/デジタル/10分/2017

2017年3月23日木曜日

お仕事

さて、4月も間近に迫ってきました。
新しい年、いや日本だけですが、を気持ちよく迎えるという意味でも、新しいことをやってみようと思います。4月1日からドイツ・ベルリンの広告代理店で短期間ではありますが、働くことになりました。

部署は、映像/撮影/編集部門です。いろいろ言葉の面や、広告代理店という慣れない場所で働くこと自体結構緊張しております。昔、あるCM会社に入社し、1週間で辞めたことを思い出したりして、今回はやめないぞと意気込みです。辞めますと言った一週目の金曜日のその日、社長とサシで2時間机で話たんです。

このこれから働く会社には、タイトルなどの広告の文句を考える言葉の部署は別にあります。そのため、彼らがきっちりそれを考えてくれると思うので、こちらはそのテクニカルのことに集中して、ドイツ人の仕事のやり方をしっかり学びたいと思います。

頑張るぞ!!です。







2017年3月9日木曜日

"FUKUSHIMA BERLIN" 311 Documentary Film Archive

未発表の作品「FUKUSHIMA BERLIN」(57分) が、,山形国際ドキュメンタリー映画祭の "311 Documentary Film Archive" の中で視聴可能になりました。この映像の居場所がどこになるのか、と思っていましたが、この場所に落ち着いて大変嬉しく思います。このアーカイブがふさわしい場所であるように思います。

My film 'FUKUSHIMA BERLIN' (57min) was registered in '311 Documentary Film Archive' by 'Yamagata International Documentary Film Festival'.


I am so glad for the news.



2017年2月15日水曜日

いろいろ

2月に入ってもうあっという間の中間です。ベルリン映画祭の季節で、時間を見つけてなるべく映画館に足を運ぶようにしています。ここ一ヶ月で頭の中がまた動いているような感じです。最近考え始めたことは、いろいろと諦めてみようかなということです。いやそれは、映画を作るっていうことを諦めようかと思ったということです。他に違う道があるんじゃないだろうか、と思いはじめました。ここ数年でいろいろと決めないといけない状況にある気がしています。
今までやったことがなかった流れに乗ってみる、長いものに巻かれてみるということもいいのではないだろうか。まぁなんだかそっちの方がだいぶ楽だということに気づいただけなんですが。
2019年4月から日本で働けるように気持ちを切り替えていきたいと思います。そのため、2年間かけて、どこか映像系の機関で働ける場所を探していきます。

2017年1月20日金曜日

誕生日の過ごし方

ゾロ目の33歳になりました。今回はパーティーはやめて、テキストを書くセミナーに参加してみることにしました。ベルリンから離れて、Sauenという何もない田舎に来ました。
英語の授業で、徹底的に文章を書いていくみたいなことをやりました。例えば3分以内に、テーマ設定をしてそれについて一つ小さな物語を書いていくというものなど、様々でしたが、とても頭のブラッシュアップになりました。精神統一をするには、とてもいいですね。