Sean Baker監督の映画「The Florida Project」を見てきました。
今年のベルリン映画祭で、そういえば、ウィレム・デフォー特集が行われて、10本ぐらい彼が関わった映画が上映されていました、
彼のみがこの映画「The Florida Project」で一番有名な役者で、他は全然知らないというどうでもいい記事をそのあと読んで帰宅しました。
物語のくだりはこんな感じです、
若い母親の"ハーレイ"と娘は、安ホテルでその日暮らしの生活をしている。ウィレム・デフォーは管理人を演じている。このホテルに住む住人たちはみんな低所得者で、他にもハーレイと同じように子供を持つ母親が何人かいる。面白いのは、このホテルは、アパートとホテルの間みたいな設定になっていること。
彼女たちは、最初は楽しく日々を過ごしていて、子供達もやんちゃな母親達と同じように、ハチャメチャな遊びを繰り返している。カメラは、その子供達と数人の母親達を追うことによって、その場所の格差や廃墟になってしまったストリートの一角が描き出される。子供達の仲は、ある大きな事件をきっかけにして終わりを告げる。それに伴って、母親達の関係も悪くなっていく・・・・
という感じで、最終的な到着地点がディズニーランドというアイデアが、不思議でうまいなぁと思っていました。
が、私は、売春シーンについて、ちゃんとした教育を受けていない女性で、お金の稼ぎ方を知らない女性が、自分の体を売るという、発想に繋がってしまったのは、ちょっと残念でした。別に、売春しなくたって、何かしらなの方法で金を稼げないのか!?そこは、作っている方の腕の見せ所?などなど。ケン・ローチの「I, Daniel Blake」に出てくる低所得者の女性も最終的に、体を売りますね、それはわかるけど、何か他の手はないのか?
など、など、
日本では5月公開