さぁベルリナーレは、今日2月17日(日)で終わってしまいました。
そして、僕が少ないながら見たのは、この7本のみでした。本当はもっと見たかったのですが、ちょうど金欠であまり見れず。給料が入っていれば、、、!!
BERLINALE PALAST (ここにスターが登場する、いわゆる赤絨毯的な。)
CINEMAXXという会場
CINEMAXXの中
これがチケットです。
とにかくこれらを見ました。
●A BATALHA DE TABATO (FORUM)
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20131418#id=20131418
ギニアで撮影された映画で、ポルトガルに占領された話を題材にした映画です。
音楽がすばらしかった。
●MATAR EXTRANOS (FORUM)
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20134758#id=20134758
メキシコの映画で、何だかつかみどころのない映画でした。少し印象が薄くて、何も言えません。すみません。
●METAMORPHOSEN (PERSPEKTIVES DEUTSCHES KINO)
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20130531#id=20130531
これは、ロシアの原子力施設”Mayak”というところの街のドキュメンタリーです。
絶対に見なければいけないと思い。見ました。
ほとんど初めの方に説明の文字が入るのですが、福島について少しだけ触れていました。
(テロップが消えるのが早すぎてちゃんと理解できませんでした。やはり英語力必須!)
この映画は、1957年のこの場所での核爆発以来、その街にそのまま住み続けている街全体の様子や、人々が映し出されています。
とても印象的だったシーンは、ガイガーカウンターみたいな機械を持って、川の方に近づいていくと、どんどん数値があがり、途中で数量系の量りが1mmをこし、さらに土に近づけると、もっと数値があがり、という感じで、爆発から数十年経っているにもかかわらず、まだこの場所はなんといっていいか、そういう場所になっているという。。
途中でてくる、その川の近くに住んでいる男の人の話で、”昔は川で泳いでいたけれど今は泳ぐのをやめた”というシーンがあり、もちろん危険だからということなのだが、”現在はあまり近寄らず、たまにその川の方に近づいたときに、昔の汚染されていないころの様子を思い出すんだ” と語っていました。
この映画のディレクターは、ドイツの映画学校で今現在も勉強しているという話でした。
彼は、多分ロシア人なのだと僕は思ったのですが、トークのときに最初英語を話ていたのに、途中からドイツ語を話はじめました。そのとき、会場がどよっとざわめき、質問などが突然勢いをました。それに、僕はびっくりしてしまいました。
やはり、この国は当たり前だけど、ドイツであると実感しつつ、もし日本で外国人監督が、始め英語を話していたのに、突然流暢な日本語を話はじめたら、僕も嬉しくなると思いました。だから、何だかこのながれに妙に納得しまいました。
●VATERS GARTEN - DIE … (FORUM)
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20138111#id=20138111
この映画は、監督の正にセルフドキュメンタリーでした。
ところが、演出がこっているせいか、そんな小さい映画だと感じさせない。
内容は、かなり年をとった監督の両親の普通の生活のドキュメンタリーです。
死ぬこともないし、大きな出来事もありません。
ただ、日々生きていくことの小さな楽しみみたいなものが丹念に描き出されていました。
これをドイツで見れてよかったなぁと思いつつ、つい数日前に見た、"Die Besucher"という映画も、”Oh Boy”という映画も、これ二つともberlinで撮られた映画なのですが、二つとも、小さい家族との生活の断片みたいなものを丹念に描き出すような映画でした。
この3つの映画実は結構似ているのでは、と勝手に思いつつ、、何がいいたいかと言うと、
決めつける感じになってしまうので今はいいません。2,3年したら言うかもしれません。
とりあえず、素敵だなぁという感想です。
●CHEMI SABNIS NAKETSI (PANORAMA)
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20132096#id=20132096
ロシアの映画です。
画の作りが本当に完璧で、演出も思わせぶりな引きつけるカットのみで構成されていて、すばらしかったです。でも、ちょっと僕の英語力だとちゃんと理解できませんでした。かなり難しい映画であるかもしれません。というか、そもそもかなり想像力を刺激する映画なのでしょう。
●EXPOSED
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/datenblatt.php?film_id=20134937#id=20134937
これは、アメリカ・ニューヨークの映画です。
バーレスク??見世物小屋??
とても過激に、ほとんど裸の描写ばかりでした。
最後の方の、筋肉むきむきの男性が、ホウキョウ手術をするシーンがあるのですが、
女性になりたいという欲求との葛藤が少し見えて・・・・。
正直、なんと言っていいのか、とにかくはかりしれないパフォーマーの努力とパワーが映像に反映されていた、といった方がいいかもしれません。全然眠くならず、体という見せ物と映像との相性のよさにびっくりして、目がぱっちり空き続けて、すごく疲れたのを覚えています。
●LESERPREIS DES TAGESSPIEGEL (FORUM)
http://www.berlinale.de/en/programm/berlinale_programm/programmsuche.php?page=1&order_by=1&searchText=LESERPREIS+DES+TAGESSPIEGEL&searchSubmit=Search
はい。。。
来ました。FORUM部門のプライズです。
どのプライズなのか、ちゃんとわかっていませんが、17日最終日に審査委員全員並んで発表して、上映された以上、グランプリに違いありません。明日ちゃんと確認しますが、、、
ところで、その前に、この”部門”ってどういう分け方??一体何??。と思っていました。ちなみに、詳細は僕もわからないんです。何があるかというと、コンペ部門、フォーラム、パノラマ、レトロパースペクティブ、ベルリナーレスペシャル、ベルリナーレショート、などなどです。
コンペ部門は、世界中の映画の現在系の中から、最も素敵なものを選ぶんですよね。そして、レトロパースペクティブは古い映画。ベルリナーレスペシャルは巨匠が去年制作した映画。ベルリナーレショートは、若手の作品群。さて、フォーラム、パノラマって一体なんなんでしょう。僕はこのフォーラムばかりを見ていました。理由は、実験的な作品がありそうな感じがするので、、。。ちゃんと調べます。
さてところで、FORUM部門のグランプリは、なんと、
●VATERS GARTEN - DIE … (FORUM)
という僕も見ていた映画でした。。なので、この映画を僕は、2回見ました。
ちなみに、少し説明すると、審査員がそれを発表するまで、何がその場所で上映されるかわかりません。つまり、そのグランプリ発表と映画券が、セットのものをあらかじめ購入しておく必要があります。内容はもちろん映画が上映される前に、審査員が突然出てきて、突然発表します。そして、上映されます。
ちなみに、少し説明すると、審査員がそれを発表するまで、何がその場所で上映されるかわかりません。つまり、そのグランプリ発表と映画券が、セットのものをあらかじめ購入しておく必要があります。内容はもちろん映画が上映される前に、審査員が突然出てきて、突然発表します。そして、上映されます。
この映画、確かに面白かったのだが、正直、かなり期待していたので、。。閉口しました。いや、2回見たことにのみ、です。映画はもちろんよかった。
以上です。
全然関係ないんですが、これ、会場の近くにあるユダヤ墓地の向かいにある公園。。
で、それが何なのかというと、ちょっと面白いものを見ました。
皆集まって何をしているかと言うと、、、、
まさかのキス!!しかも、男どおしではないか!!
今度は女子どうし。
という感じで、数分の映像でしたが、とても面白かった。何だこれは!
今日は雪が降りました。
風邪をひかずに頑張りましょう!
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