2020年3月20日21日の「Experimental film culture vol.2」が終了しました。
本当に濃い二日間で、最高でした。
たった二日間で、延べ200名のお客様に来て頂きました!なんと!
どのプログラムも、上映前と後の少しのトークぐらいでは、全然語りつくせず、
トークはもうちょっと長い方が良いな、と思ったりしつつ、でも僕も上映プログラムのオーガナイズもやりつつなので結構限界で、なんて愚痴はよくて、
というかこんなにも、このExperimental film culture→日本語約では「実験映画文化」という言葉になるのだけど、このジャンルに当てはまる・というか映像作家で写真家の西澤さんからの言葉にもありましたが、ギャラリー上映や美術館上映でもなく/いやそれも可能だが/映画館で劇場公開するわけでもない/いやそれも可能だが/の作品がたくさんあるってこと、そしてこれをやはり、ポレポレ東中野という映画館のサイドで、ポレポレ坐という併設のカフェで、ポレポレオルタナティブみたいな感じで、上映するってこと、これがこんなにこの文化と文化の狭間でちゃんと起きて、救い/すくいとられているということが本当に面白く、こういったことができる施設や機関が、他にはイメージフォーラムや行ったことがないけれど多分京都のルーメンギャラリーくらいしかない?のかななんてのを思って、本当に厳しい状況である、ということを思い知らされつつ、またやりたいな~という気持ちがつのっていくのです。
大木さんの「優勝」は確かに本当に本当に幻の作品で、憧れちゃうよね、という言葉が出てくるものでした。
そして、仲本さん作品特集上映や、西澤&斎藤さんの上映もオーディエンスがパンパンになった会場で、緊張感を持って進んでいったこと、他の海外から来た作家の作品も含めて、そのオーディエンスがフリーパスで目の前の席に張り付いて、ボロボロになりながら、この12時間以上の上映の中、ケツが痛くなりながらも、誰も寝る人がいずにちゃんと目を離さずに注視をしてくれる人たちが存在するというこの事実には感慨深いものがありました。
最後に、作家、佐々木敦さん、インドから帰ってきた友達、ベルリンで知り合った人まできて、飲みに行き、新しい人とも知り合い、夢だったなと。
最高でした、本当に。久しぶりの充実感。