2013年6月26日水曜日

6月

今月は、何をしていたかというと、ニナフィッシャー&マロアンエルサニさんのEnglischタイトルを映像につけていく、仕事をしていました。彼らの作品は、SPIRITS CLOSING THEIR EYES(http://www.fischerelsani.net/selected/)という、日本で震災以降、他の都市に移住した人々にインタビューしていくという映画作品で、その映画は去年、ベルリン国際映画祭で上映されていました。それを、僕はベルリン国際映画祭では見ることはできなかったのですが、ベルリンの中心部にあるBabylon(http://www.babylonberlin.de/)という映画館で、様々な実験的な映画を上映するプログラムがあって、そこにその映画を見に行いってみたら、たまたまそこで彼らと出会うことになり、本当に軽くですがそれを手伝うことになりました。そして、僕がEnglischタイトルをつけた作品(翻訳はしていません)は、今年の愛知トリエンナーレで上映することが決まっているそうです。とっても素敵な出会いであり、そして、その内容は言うことができませんが、僕にとってはとてもとても考えさせられる内容でした。日本から離れている場所でこういう作品に関われるというのは、本当に喜びであると思っています。是非、彼らの作品を愛知トリエンナーレで見てほしいと思います。


それとは、全然関係ないお話ですが、ベルリンにある日独会館という場所で夏祭りのボランティアに行ってきました。そこで、寿司を巻くお手伝いをしてきました。去年寿司屋でアルバイトをしていたかいがありました。久々に寿司を巻いたのですが、以外と全然忘れていなくて、うまくできました。その時の写真です。一緒に写っている方々は、こちらに40年以上住んでおられる方々で、とても素敵な一日を過ごしたと思っています。




自分の制作の進行自体は、まだこれからだと思っています。考える時間を与えられたというのは、なんと幸せなことなんだろうと思いつつ、様々な方達に続けてインタビューしていこうと思っています。でわ。