2018年8月31日金曜日

西北西

この映画は面白そうだ。
WEST NORTH WEST
http://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/1920/

ボーダーレスなテーマ、イラン人(イラン人役を演じる)が出てくるのも興味深い、

2018年8月30日木曜日

Amateur

ハルハートリー(Hal Hartley)の映画「Amateur」を見た。

この物語は、記憶を失った男の過去を探る映画ではない。その男の現在を描く映画。

記憶を失った男=トーマスがどんな人間であったか?それは、イザベルの目の前の彼の態度を見ればわかることだ。だからこの映画では、彼の過去が描かれない。ただ、彼が過去に関わっていた人間だけが描写されていく。彼らがどういう風に生きていたのか。どんな人間と関わっていたのか。
最後に、
撃たれてしまったトーマスの過去の彼女=ソフィアを助けるため、修道院へ彼女を運び入れる。そこで、追いかけてきた警察に、このこととは関係のないトーマスは撃たれて死んでしまう。駆け寄るイザベル。警察は彼女に、「この人を知っているか?」と聞く。イザベルは「ええ、この人を知っている。」と答える。この2時間の映画の間に、イザベルと主人公の男=トーマスは出会い、知り合いになり、恋をしたのだ。
自分=観客もトーマスのことを知る一人の人間になった。

面白い映画だった。


「Flirt」という映画も見てみたい。
ニューヨーク、東京、ベルリンが舞台の映画らしい。
面白そう。





2018年8月26日日曜日

private film


この感覚思い出してきた、
Helga Fanderl
http://helgafanderl.com/about/

Narrative filmを勉強したからだろうか、別に僕はそんなに大きなfilmを作る必要なんかない、ということ。


MIRANDA PENNELL


2018年8月23日木曜日

BlacKkKlansman

スパイクリーの新作が、LocarnoとCanneで賞をとったようですが、イタリア人とユダヤ人と黒人が嫌いな黒人男性の話みたいですね、おもしろそう

2018年8月20日月曜日

スパイク・リー

スパイク・リーが人種差別について映画を撮っていることを今なんだか初めてちゃんと認識したような気がする。

それは、ナチのマークをどうやって扱えばいいのかを考え始めたからだ。

ここら辺の映画も昔見たな、そういえば。
『マルコムX』『25時』



2018年8月19日日曜日

9月

今の編集の仕事があり、最終編集をかねてまたベルリンに来ることになるかもしれません〜

数日の滞在になるか、いかないか、どうなるんでしょう。




2018年8月18日土曜日

全てが

同窓会があって、みんな全て先へ人生を進めたようですね。

僕は、それと引き換えに何を求めていたのか、人間たるものの人生を自分はいつも考えていたような気がしたけれど、「何もないのか」なんて考えてしまいました。

そうか、全てをなしにして作品を作るってことをやってきたのか、とふと突き付けられました。

さぁてどこへ向かうことが可能なのか、ここから人生折り返しで考えどころ。

ここにきて、アーティストという言葉が嫌いだったけれど、僕はアーティストそのものになっているのじゃないかとわけのわからないことを思いました。

僕はアーティストになったようです。haha

僕がドイツで残してきたほとんど初めて撮影したアナログフィルム写真です。
https://hikarusuzukiphotos.tumblr.com/

そういえば、8mmフィルムカメラ・映像を20歳の時にバイトして買ったんですが、なんてのを思い出しています。





なんだか

日本に戻ってきたら肩の力が抜けたような気がしました。
それで、突然今experimental film に興味が出てきました。
別にバジェットをかけて作らなくたって映画じゃなくて、作品を作ることで
自由にできる・なるって、何だろう。今それを考えています。

https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibitionseries/unilever-series/unilever-series-tacita-dean-film



2018年8月11日土曜日

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

そういえばこの映画すごかった。




イメージフォーラム

金曜日に見たショート、Prantik Basu監督の ‘Sakhisona’ 、面白かったです。
https://iffr.com/en/2017/films/sakhisona

何がよかったか、
劇映画で、ポエティックに点々と言葉のセンテンスが散りばめられ、すごく静かに物語が良いリズムで展開されていきます。カメラのポジショニングも繊細でかなりロケハンやってるな〜と思っていました。別に引きだけじゃなくて、ちゃんとおさえるところおさえつつ撮影するみたいな感じで、
それでこの物語は民話がモチーフになっているらしいですが、それが見ていて全くわからないですが、それをわざわざわからせるための説明的なカットもなくていいですし、それは読めばわかるからなのかもしれませんが、この作家の頭の中にある画を外に出してあげているという感じで、すごく素直で好感を持てました。

Christoph Schlingensiefの作品は、3本見ました。
これは、昔の日本の僕の高校時代なんかのテレビを思い出しました。「ウッチャンナンチャンやるならやらねば」、とか「ダウンタウン」ではないですね、「たけし」かな、のドイツテレビ版ですね。でも、これはテレビというのではなく、Kunstaktionというやつで、芸術パフォーマンスなんですね。これはでも、メディアも絡んでるから、ダダとかそういうのとも違う、これは、演劇ですかね、路上演劇・パフォーマンスでしょうか、の記録映像、そしてそれがテレビ放映してるから、すごいですよね、
この演出家という人々が考えていることと、ペインティングみたいなものから始まるアートとは、「静と動」じゃないけど、そういう違いがありますね、

身体そのものから作る作品と
物を作品とするもの

「静と動」と言えば小瀬村さんの原美術館も見ました。素敵でした。




2018年8月7日火曜日

Christoph Schlingensief イメージフォーラム

Christoph Schlingensiefの作品をイメージフォーラムに明日見に行きます。
彼は、80年代にドイツのZDF=テレビ放送のためにやばい作品を放送しまくるというのをやったみたいですね、その一部がここで今回上映されるらしいです。
全部面白そうですが、

障害者と一緒に作品を作った作品や
S-5 Freakstars 3000

この作品は、黒人に対しての差別をぶちまけるらしいです。
S-7 Foreigners out! SCHLINGENSIEF’s Container

ハンブルクの駅前でジャンキーや娼婦、ホームレスと過ごす一週間を追ったドキュメンタリー作品。
S-6 Friend! Friend! Friend!

いやどうなるでしょうか。楽しみです。