2018年8月11日土曜日

イメージフォーラム

金曜日に見たショート、Prantik Basu監督の ‘Sakhisona’ 、面白かったです。
https://iffr.com/en/2017/films/sakhisona

何がよかったか、
劇映画で、ポエティックに点々と言葉のセンテンスが散りばめられ、すごく静かに物語が良いリズムで展開されていきます。カメラのポジショニングも繊細でかなりロケハンやってるな〜と思っていました。別に引きだけじゃなくて、ちゃんとおさえるところおさえつつ撮影するみたいな感じで、
それでこの物語は民話がモチーフになっているらしいですが、それが見ていて全くわからないですが、それをわざわざわからせるための説明的なカットもなくていいですし、それは読めばわかるからなのかもしれませんが、この作家の頭の中にある画を外に出してあげているという感じで、すごく素直で好感を持てました。

Christoph Schlingensiefの作品は、3本見ました。
これは、昔の日本の僕の高校時代なんかのテレビを思い出しました。「ウッチャンナンチャンやるならやらねば」、とか「ダウンタウン」ではないですね、「たけし」かな、のドイツテレビ版ですね。でも、これはテレビというのではなく、Kunstaktionというやつで、芸術パフォーマンスなんですね。これはでも、メディアも絡んでるから、ダダとかそういうのとも違う、これは、演劇ですかね、路上演劇・パフォーマンスでしょうか、の記録映像、そしてそれがテレビ放映してるから、すごいですよね、
この演出家という人々が考えていることと、ペインティングみたいなものから始まるアートとは、「静と動」じゃないけど、そういう違いがありますね、

身体そのものから作る作品と
物を作品とするもの

「静と動」と言えば小瀬村さんの原美術館も見ました。素敵でした。




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