2026年4月2日木曜日

Experimental film culture vol.7 in Japan ~ポレポレオルタナティブ~ 開催決定

Experimental film culture vol.7 in Japan ~ポレポレオルタナティブ~ 開催決定

Website:https://x.gd/kwYQ8

■Experimental film culture vol.7 in Japan ~ポレポレオルタナティブ~  

主催:鈴木光 石川翔平 西澤諭志
チラシデザイン:松田 洋和
開催日:2026年4/29(水・祝)、5/1(金)、5/2(土)の3日間
会場:space&cafe ポレポレ坐https://pole2za.com/
協力:西村知巳、浦野むつみ(ANOMALY), 豊田市美術館, イメージフォーラム
協賛:SOLCHORD

<Experimental film culture in Japanについて>
 日本のメインストリームでは決して上映されない映像作品を紹介するオルタナティブな場所として、上映団体「Experimental film culture in Japan」は、あらゆる形態の映像作品を上映する実験の場を提供します。

<今回の開催について>
 今回は、映像メディアを取り巻く多様な時間や歴史の経験を、上映空間そのものへと拡張するような作品を組み込み、ジャンルを横断して思考する場を立ち上げる。
 アートを軸に活動する泉太郎は近年、「不可知についてのプロセス」を構想してきた。今回はポレポレ坐に根付いた「自然」を検証して参照しながら、「禁足地とモビリティ・ガバナンス、インフラと誘拐、神話の太陽と太陽を指す指、スキップと贖罪、減退する改良住宅群と拡張する古代の遺構など、生々しくかたちを変える対象と対象の間で壁当てを繰り返し、プロセスを再内臓化して育てる不自然」と話す「上映作品」を発表する。拒絶と受容の距離を超えて、立場を見失わせるような「映像を巡る時間」を展開する。
 写真家の黒田菜月による映像作品では、介護従事者や動物園飼育員らが培ってきた観察の経験を媒介とすることで、撮影者の特権的視点からこぼれ落ちてしまう「鑑賞」という不確かで多様な経験そのものを映像として立ち上げる。
 エッセイフィルムとドキュメンタリーの領域では、EFCJ vol.6にも参加した玄宇民の初期から近作までを、二部構成で包括的に上映する。本作品群では、在日韓国・朝鮮人というテーマを軸に映像作品で語ろうとする、その「語り」の様々な試みの軌跡を紹介する。また、『二十歳の息子』(2022年)で知られる島田隆一は、一見オーソドックスな形式を取りつつ、被写体の選択や語りの構成に独自の実験性を示す。そしてEFCJメンバーからは、石川多摩川がラフカットとして発表してきた2023年から2024年の夏までの記録による偏月日記映画『目の奥に』(2025年)の完成版を、鈴木光がベルリン在住時に日本に一時帰国した際に制作した『Garden』(2016年)とともに上映する。
 オレクシー・ラディンスキーは、ウクライナのチョルノービリ原子力発電所で働く作業員が2022年2月から3月にかけて記録した映像を再構成した『Special Operation』(ベルリン映画祭2025上映)において、放射能汚染地域におけるロシアの戦争犯罪を、防犯カメラ映像を証言として検証する。デニズ・シムシェクの『detours while speaking of monsters』(2024年)は、トルコのヴァン湖周辺に暮らすアルメニア人とクルド人の神話と政治の領域に個人の意思を再配置する実験を通して、三者が交差する地点で何が抹消されてきたのかを浮かび上がらせる。
 劇映画の分野でも活動する大内伸悟の多摩美術大学卒業制作『人はいない』(2002年)は、16mmフィルムで撮影されたひと夏のすれ違いを描く。登場人物は後ろ姿や濃い影によって不明瞭に示され、やがて人物不在の風景が前景化し、そこに映る建物や土地の歴史も呼び起こされていく。
 そして、2025年に逝去したアーティスト/映像作家の大木裕之が1989年から35年以上にわたり制作を続けてきたライフワーク『松前君の映画』シリーズから、最初期の作品と最晩年の作品を同時上映する。

チケット価格>
1回券:1,500円
3回券:3,900円
5回券:5,500円
フリーパス:7,000円(リーフレット付き)

※各回定員制 ※予約者優先 ※3回券、5回券、フリーパス購入の方も事前予約をお勧めします。
チケットの予約は、プログラム名、お名前、人数、電話番号を明記の上、info@efcjp.infoまでメールしてください。 フリーパスや回数券を購入希望の方はその旨もメールに明記してください。チケットの精算は当日、現金のみで承ります。


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タイムテーブル>

▼4/29(水・祝)
13:30 A. 泉太郎 新作『放散虫のトーテム/プロミネンス』 (180min)
16:30 B. 黑田菜月 作品特集「観察の協働——媒介としての写真家」 (95min)+トーク
19:00 C. 大内伸悟『人はいない』 (72min)+トーク予定

▼5/1(金)
14:00 D.デニズ・シムシェク『detours while speaking of monsters』(18min/トルコ)+オレクシー・ラディンスキー『Special Operation』(65minウクライナ) ※英語字幕のみ
15:30 E-1. 大木裕之『松前君とトヨタ君の映画』最新mix (60min)
17:00 F-1. 玄宇民 特集第1部 (98min)
19:30 F-2. 玄宇民 特集第2部 (96min)+トーク(ゲスト:中本憲利

▼5/2(土)
12:00 G. 石川多摩川『目の奥に』54min)+鈴木光『Garden』(16min)+トーク
14:00 H. 島田隆一『二十歳の息子』(86min)+トーク
16:30 E-2. 大木裕之『松前君の映画』(180min)
20:00 D. デニズ・シムシェク『detours while speaking of monsters』(18min/トルコ)+オレクシー・ラディンスキー『Special Operation』(65minウクライナ) ※英語字幕のみ







2026年3月30日月曜日

 展示もイベントもありすぎて、そしてやらないといけないこともたくさんあって、しんどい3月で、さらにここから怒涛の4月のスタートで、あぁなんか全然休んだ気がしない

2026年3月25日水曜日

 本日、卒業式行ってきました。博士号取得。

お馴染みの風景ではありますが、

昨年の夏〜今年の今いままで、怒涛すぎる忙しい日が続き、

大大木裕之展も始まって、まだ仕事の波がこれから来るし、EFCJも始まるし、波が終わらないですが、一旦、一個だけ3年続いた大波が去った感じがあります、関わってくださった皆様、ありがとうございました。卒業式は、あんまり知り合いもいないし、学部や修士の学生のもののような気もするし、まぁひっそりと終えて、自分の中に、この思い出は焼き付けておきたいと思います。学位記は、宝だと感じました〜〜



2026年3月2日月曜日

FBにも書いたものを転機します。よろしくお願いします。

 大木裕之さんが亡くなられたことを追悼して、大木さんが生まれた誕生月の3月の期間だけオンライン上映があります。またこのタイミングは、15年前東日本大震災が起きた月でもあります。本作は、映像作家の前田真二郎さんが企画したムービープロジェクト『BETWEEN YESTERDAY AND PROJECT』でそこに参加した大木裕之さん・池田泰教さん・崟利子さん・そして鈴木のオムニバスムービーです。これは、2021年に山形国際ドキュメンタリー映画祭の日本プログラムで上映されたものになります。期間限定の祈りのプロジェクトとしてこの機会に是非見てみてください。よろしくおねがいします。



オムニバス映画を2026年3月に無料公開
"BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW
Omnibus 2011/2016/2021"
2026年3月、東日本大震災の発生から15年という大きな節目を迎えます。
またこの月は、昨年10月に逝去された映像作家・大木裕之氏の誕生月でもあります。
SOL CHORDではこの3月を「祈りの期間」として、生前、大木氏も制作に携わられたオムニバス・ムービーを、 期間限定(2026年3月1日〜31日)で全編無料公開することといたしました。震災の記憶、そして大木氏が遺した眼差しを共有する機会となれば幸いです。
BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW
Omnibus 2011/2016/2021
2021 / FHD-digital / 64′
企画:前田真二郎
監督:池田泰教、大木裕之、鈴木光、崟利子
提供:SOL CHORD
山形国際ドキュメンタリー映画祭2021
〈日本プログラム〉出品作品
視聴リンク:

2026年2月21日土曜日

 大木裕之さんの追悼上映見てきた、3月のart center newの大大木展に向けて、大木裕之作品オマージュ作品を制作中、親父が失踪したそのあたりからの宗教・家族・芸術が交錯する、大木さんのドローイングも編集の下地としてまねてみて、どんな作品になるか楽しみ 鈴木光の第二期は、芸大博士修了したタイミングで始まる 博士合格しました、子育ててつかれてるとか言っている場合じゃないとかたまには言ってみる

大木裕之論て、カタログのイメージフォーラム1990年11月号?誰か教えてください



2026年2月18日水曜日

東京藝術大学博士最終試験終了し、

合格いただきました。

けっこう、大変な三年間だったとおもっています。一旦区切りだなと思います、

支えてくださった方々、直接ではなくてもこれまで会ってきた方々なくして、この成果はないとおもっています。

本当にこれまでお会いした方々には感謝しかありません。引き続き精進して、作品作りを続けたいと思います。

よろしくお願いします。






2026年2月13日金曜日

 2026年2月17日(火) に鈴木光さんの博士学位論文最終試験が行われます。

どなたでも聴講可能な一般公開の審査会になります。ご興味のある方はご参加ください。
博士学位論文最終試験

【発表者】
博士課程 鈴木光

【論文題目】
美術と映像「エッセイフィルム論」

【概要】
 本論では美術と映像が交錯する「エッセイフィルム」について、考察を深め、この領域を拡張させることを目的とする。そもそも、未だ日本国内で芸術実践論として、作家側からのこの方法論の研究があまり進んでいない状況から、まずはこのジャンルの西洋諸国における歴史や変遷を紐解き、成り立ちや、何がその方法を使用した作品であるのか、研究し明確にする。そして、日本での独自のエッセイフィルム文化の形成について年代ごとに研究を進める。最後に、実際に自作を制作することで「芸術実践論」の観点から、エッセイフィルム論を論じる。
 具体的には、まず最初に文学としてのエッセイは、客観的にどういったキャラクターを持っているのか、エッセイの本質と形式をアドルノとルカーチの文献を辿り論じる。そこからエッセイフィルムとの関係をアレキサンダー・クルーゲと共に論じる。次に、エッセイフィルムの成り立ちについて明らかにする。4人の作家に焦点を絞り、1950年代から現代への変遷を考察する。西洋諸国で論じられてきた、エッセイフィルムを背景に、この方法の有効性について考察する。
 インターネットの登場から時代区分を分けて、それ以降のエッセイフィルムの形成の変化について論じる。そして、同時並行で起こったムーヴメントとエッセイフィルムとの境界線はどこか、運動ごとに考察を行い、西洋からアジアへ論点を移す。日本のアーティストがビデオというメディアを使い始めた黎明期について触れ、それ以降の日本のアーティストの活動を年代ごとに変遷をたどりながら焦点を当てて論じる。
 以上を踏まえた上で、私のエッセイフィルム論を展開する。東日本大震災が起きる箇所を最初のタームとし、次に、ドイツでのエッセイフィルムとの出会いについて紹介する。そして、私が独自に企画したエッセイフィルムを作る作家の作品上映を紹介する。そこでは、他者が語るエッセイフィルム論を掲載する。最後に、本論文と共に制作したエッセイフィルム作品『FUKUSHIMA BERLIN 後景 2011-2025』の試みについて紹介し、ドキュメンタリーとエッセイフィルムにフォーカスし結論を述べる。


【日時】
2026年2月17日(火) 15:00-17:20

15:00-16:10 学位申請者・鈴木光による口頭発表(70分)
16:10-16:20 休憩
16:20-17:20 質疑応答および審査評(60分)

【会場】
東京藝術大学大学院映像研究科元町中華街校舎3F 多目的スタジオ

【審査員】
・主査
桂英史(大学院映像研究科)
・副査
高山明(大学院映像研究科)
山城知佳子(大学院美術研究科)
田坂博子(東京都写真美術館)