2018年9月23日日曜日

降り立ちました

今回はお仕事ということでベルリンの街にまた降り立ちました。

いやぁ〜でも、食べ物と汚さ具合にはちょっぴりうんざりしています。
毎度のことですが、ちょっともういいかなと思っていますが、、
まぁそう言わずに、またいつかこれる時がくれば仕事で来たいです。

さて、今日はすごくいい映画を見ました。
ベスト脚本賞をカンヌで取ったこの映画
”Glücklich wie Lazzaro (Offizieller Trailer deutsch)”
泣いてしまいました。

今日は疲れたので寝ます。

2018年9月19日水曜日

そろそろベルリンに発ちますが、
今回はお仕事がちゃんとうまくいくことを願って、
もし可能なら映画もどこかで見たいです。
誰か、会えたら会いたいな、とも一部考えています。

今、

演劇 vs. 映画――ドキュメンタリーは「虚構」を映せるか | 想田 和弘 


を読んでいます。観察映画「演劇」見たいですね〜
日本に帰ってきたら見ようと思ってます。
楽しみです。

2018年9月15日土曜日

freedom, expansionism, surveillance, sonic warfare, public speech, ghosts, sinkholes, levitation, propagation, orthoptera, raptors, comets, exodus and faith.

来週からベルリン

来週ベルリンに行きます。

またArsenalで映画見れそうで、嬉しいです。
Berlinは正直好きじゃないけど、映画 ・映像は最高です。
https://www.arsenal-berlin.de/kalender/tagesansicht/calendar/2018/september/21.html

2018年9月14日金曜日

Korean Film Archive

韓国にもKorean Film Archiveがあるのに、日本はないのでしょうか。
https://eng.koreafilm.or.kr/cinematheque/screenings

ベルリンはArsenalですよね。

日本は、国立映画アーカイブか。
http://www.nfaj.go.jp/english/

エクスペリメンタル映画/アーティスト系映像上映のフェスは、
韓国には、これでしょうか?
https://ex-is.org/festival-info-1/

2018年9月9日日曜日

『寝ても覚めても』

『寝ても覚めても』(濱口竜介監督)を見てきました。

私の感想は、現代社会の女性の立場について考えさせられました。

この映画の中の一貫して描かれる主人公の女性像は、あまりにも弱すぎる。
その典型的な女性像に、私は少しの残念さと、典型的な日本人男性の女性への視線を想起せざるおえませんでした。

別にドイツ映画と日本映画を比べる必要はありませんが、私が、Babelsberg映画大学で聴講生をしていた時、映画学校の学生が制作した2013年のドイツ映画「Love steak」が映画館で上映されていました。

この映画は、最後に男性と女性のカップルが対等に殴り合いの喧嘩をするんです。
全く女性が強くて、日本からきたばかりの日本人男性である私は、度肝を抜かれてしまいました。

相変わらず、日本における現代映画の中での女性像が変わってないな、というところで、
カンヌで上映されようとも、私は、疑問を自分にぶつけていました。

また、私の個人的な考えとしては、この映画があまりにも「文学的」すぎるところにちょっと違和感を感じていました。それは、小説の映画化である以上避けられない部分でもあると思いますし、監督が文学部出身であることも影響しているのでしょうか。

話かわって、
見に行った理由は、「なみのおと」がすごくよかったからでした。ベルリンの日独センターで見たのを覚えています。見終わった後に、ドイツ人の観客から、「なぜもっと直接的に被災者の意見を映し出さないんだ?」という質問がありましたが、それはすごくドイツ的な考えだなと思ったのを覚えています。「直接・はっきり」が一番いい=ドイツ、だと僕は思っていますが、ある意味では当たっていますが、時時私はそこに、”その遠回しな表現に想像力が掻き立てられることがある”ということもあると思っています。その遠回しが日本人が多いから、欧米人に”日本人はわからない”、と思われてしまうことが多いかもしれません。監督はその質問の答えとして「被災者のことを察して下さい」と答えていました。直接は残酷すぎるということだったのか。この映画に優しさを感じた理由はそれだったのだと思います。