2019年2月7日木曜日

東ドイツ/撮影仕事

ベルリン映画祭のメールが毎日来て、そこにWolfgang Beckerの名前が。
彼は、Goodbye Lein!の監督だが。

(この映画の内容は、心臓発作を起こした母のために、ベルリンの壁崩壊の事実を子供達が隠し続けるというものがたり)

最近、実はこの本を読んでいた。
「私は東ドイツに生まれた―壁の向こうの日常生活」
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784885959929

この本は、現在日本でドイツ語を教えている東ドイツの生まれのドイツ人が書いた文章だ。
1989年以前の生活を事細かに書いている。
すごく面白かった。車が東ドイツでどれだけ重要だったか、兵役のこと、家族のこと、諸々。
そして、この映画「Goodbye Lein!」を思い出して、たまらなくいい映画だったなと、思い返した。
https://www.youtube.com/watch?v=xrpJGqGy-Rg

諸々想像するに、壁崩壊前の東ドイツは、それほど悪い世界ではなかったのではないか、と思った。仕事もきっちりと与えられるし、男女平等であるし。

東ドイツ生まれの両親を持つ友人も、両親が東ドイツを懐かしんでいると言っていたことを思い出した。


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ところで、来週 広島に市長と被爆者を撮影しにいきます。
アメリカの核遺産基金のためのものです。訳はあっていないと思いますが。
重要な仕事です。






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